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RSウイルス感染症、例年より早い流行 県内・予防徹底呼び掛け

2017年09月07日 07:49
 県は6日、乳幼児を中心に流行し、肺炎など重症化する恐れがあるRSウイルス感染症が県内で流行していると発表した。例年、秋から冬にかけて感染が拡大するが、今年は流行期が早いことが特徴だ。直近1週間の1医療機関当たりの患者報告数は過去5年間で最も多く、県は「手洗いの徹底など予防に努めてほしい」と呼び掛けている。

 県薬務・感染症対策室によると、本県は8月上旬から患者数が増え始めた。県内30カ所の小児科定点医療機関の報告をまとめた感染症発生動向調査では、直近の第35週(8月28日~9月3日)の1医療機関当たりの患者報告数は8.43人で、過去5年間で最多となった。地域別は置賜が20.33人で突出し、村山8.23人、最上3.00人、庄内1.88人と続く。置賜地域が特に多い要因は分析できていない。

 第35週の全国平均は集計中だが、第34週(8月21~27日)は本県が4.27人で、全国平均2.11人を大きく上回った。RSウイルスは、インフルエンザなどのような国の警報基準はないが、例年より早い時期から感染者が増えている現状を受け、県が注意喚起を行った。

 同室によると、早い時期に患者数が急増した要因は不明だが、例年は11、12月に流行のピークを迎えるため予断を許さない状況が続きそうだ。RSウイルス感染症には特効薬がなく、予防のためのワクチンもない。患者の多くは2歳以下の乳幼児だが、大人でも感染し、抵抗力の弱い高齢者は特に注意が必要という。

 同室は「風邪のような症状のため、大人は感染に気付かないケースが多い」とし、「うがいを徹底し、乳幼児と接する際には、少しでもせきなどの症状があれば必ずマスクを着用してほしい」と呼び掛けている。

◇RSウイルス感染症 乳幼児が主に感染する呼吸器感染症。2歳までにほぼ100%が感染するとされる。飛沫(ひまつ)や接触で感染し、5日間程度の潜伏期間を経て発熱や鼻汁などの症状が続く。多くは軽症で済むが、せきや呼吸困難などの症状が現れ細気管支炎、肺炎など重篤な状態に陥ることもある。

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