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鶴岡・由良の海洋つり堀、突然休業 運営法人経営破綻、産直も

2017年09月08日 10:35
気軽に釣りが楽しめるスポットとして親しまれていた海洋つり堀。入り口には「8月28日をもって休館」と記されている=鶴岡市由良
気軽に釣りが楽しめるスポットとして親しまれていた海洋つり堀。入り口には「8月28日をもって休館」と記されている=鶴岡市由良
 鶴岡市由良の海洋つり堀と産直施設を運営する一般社団法人「海の駅ゆら」(佐藤義男理事長)が経営破綻し、営業を休止していることが7日、関係者への取材で分かった。夏に大勢の人が訪れる由良の観光名所の突然の休業に、地元住民は「何も聞いていない」「せめて釣り堀は残して」と戸惑いを隠せない。2施設とも市の所有で、市と地元自治会などで今後の営業について協議を進める。

観光名所、地元に戸惑い
 海洋つり堀は、市が1978(昭和53)年に由良地区の白山島に開設。毎年4月~10月中旬に営業しており、人気スポットとして定着し、ピークの82年には約3万人が訪れた。市の行財政改革により、2015年に地元有志が組織する海の駅ゆらに経営を移行した後は15年は約1万4千人、昨年は約1万1千人が利用している。今年は4月22日にオープンし、10月15日まで営業する予定だった。

 産直施設「海の駅ゆら産直」は、新鮮な海産物を提供し、雇用創出を図ろうと15年7月に営業を始めた。由良コミュニティセンターに併設する市所有の遊休施設を無償で借り受け、直売所と食堂を整備した。

 海の駅ゆらの代理人の弁護士によると、8月末に営業を休止した。約4千万円の債務を抱えており、返済が不可能として自己破産を申請する方針で、「産直施設の整備など過大な設備投資が要因」としている。

 施設に貼られたお知らせを見て営業休止を知った地元の60代女性は「8月に釣り堀を訪れた人から、あまり釣れず評判が悪くなっていると聞いた。(経営が悪化し)魚を入れていなかったのかも」とし、「由良の子どもたちは、時間があると釣り堀に遊びに行っていた。なくなるのは本当に残念。何らかの形で再開してほしい」と願った。

 市の担当者は「釣り堀は由良の観光の重要施設。今シーズンの残り期間も含め継続して営業できるよう検討したい」としている。

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