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16年度県内、水・大気おおむね良好 光化学オキシダント、基準達成できず

2017年09月09日 11:58
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 県は、2016年度の水と大気の環境状況の測定結果をまとめた。大気汚染物質の光化学オキシダント(1時間当たりの最高値)が県内の8測定地点全てで環境基準を達成できなかったが、全般に健康や生活環境に影響を及ぼすレベルではなかった。県水大気環境課は「一部の項目は環境基準を達成できなかったが、本県はおおむね良好な状況にある」としている。

 同課によると、光化学オキシダントは工場や自動車から排出される窒素酸化物などが原因で発生する。高濃度になると目やのどに痛みを感じる場合がある。山形、寒河江、村山、米沢、長井、酒田、鶴岡、新庄各市の全8地点で環境基準(1時間値0.06ppm以下)を超えた。測定値は0.082~0.086ppmで、大気汚染防止法で定める注意報発令基準(0.12ppm)は下回っている。

 大気環境の状況は、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)について、全ての地点で環境基準を達成した。同課は「光化学オキシダントは全国的に環境基準を達成するのが難しい状況。現在はアジア大陸からの移流も原因の一つになっている」と分析する。

 水環境の状況では、酒田港(酒田市)の出口付近の2水域で、有機物による汚れを示す化学的酸素要求量(COD)が1リットル当たり2.1~2.3ミリグラムとなり、環境基準値(2ミリグラム)を2年連続で超過した。同港は防波堤の延長などで閉鎖性が高まっており、海水が入れ替わりにくくなっていることが一因とみられる。県は現状からの悪化を防ぐため、監視を継続していく。

 最上町の背坂川では、1リットル当たりのカドミウムの値が環境基準値(0.003ミリグラム)を超える0.0034ミリグラムだった。現在の環境基準値に強化された11年度以降の濃度に大きな変化は見られず、県は利水者に対して情報提供を行い、農作物の栽培に影響が出ないよう対応している。

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