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後半に失速、モンテ“自滅” 4戦連続ドロー

2017年09月10日 09:17
〈山形―京都〉後半32分、京都のFKを山形のMF瀬沼優司(9)らがクリアしようとするが、こぼれ球を押し込まれ2―2の同点に追い付かれる=天童市・NDソフトスタジアム山形
〈山形―京都〉後半32分、京都のFKを山形のMF瀬沼優司(9)らがクリアしようとするが、こぼれ球を押し込まれ2―2の同点に追い付かれる=天童市・NDソフトスタジアム山形
 サッカーJ2は第32節第1日の9日、各地で6試合を行った。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で京都と対戦し、2―2で4試合連続の引き分けだった。通算成績は11勝12分け9敗。勝ち点は45。順位(暫定)は前節の13位から12位に上がった。

 山形は前半6分、相手のカウンターからヘディングシュートが味方DFに当たり、そのまま失点となった。同28分にMF瀬沼優司が左CKに頭で合わせて同点とし、同45分には長短のパスをつないでFW阪野豊史が右足で決めた。2―1で迎えた後半は守勢に回り、32分にFKから立て続けにシュートを打たれ、追い付かれた。

 山形は第33節の16日、東京都の町田市立陸上競技場で町田と対戦する。

 そのほか、首位の湘南は山口を5―3で下し、勝ち点を67に伸ばした。2位福岡は愛媛に敗れ、同57のまま。

 【評】山形はリードを守りきれなかった。前半は丁寧なビルドアップと前を追い越す動きが多く、攻めに迫力があった。逆転して迎えた後半は受け身にミスが重なってボールを効果的に運べず、ペナルティーエリア内でシュートを打てなかった。劣勢で耐えたが、セットプレーで押し切られた。

【青炎】ここぞの集中力欠く
 「自滅した。前に出ていくパワーが足りず、ミスも多発した」。試合を振り返る木山隆之(たかし)監督は、これまでにないほど厳しい口調だった。鮮やかに逆転してハーフタイムを迎え、5試合ぶりの勝利へ流れができたようにも見えた。しかし後半、うそのように失速。4戦連続のドロー。イレブンはうつむくしかなかった。

 前半6分に失点したが、FW阪野豊史が「チームが前向きになった」と話すようにエンジンがかかった。ボールをテンポ良く動かし、相手のDFとGKの間にパスを通し、ゴールを脅かした。28分に左CKからMF瀬沼優司のヘディングシュートで同点。45分には中央、サイドと流れるような展開で守備陣を崩し、最後は阪野が押し込んだ。

 問題の後半。ロングボールだけではなく、パスをつないできた相手に対し、有効な手だてがないまま下がってしまう。後ろ向きの守備に追われた選手たちは、奪った後のパス回しもどこか自信なさげ。個人と連係のミスが目立ち、推進力を欠いた。

 追い付かれたのは課題とするセットプレーから。FKのこぼれ球に昨季山形でプレーしたFW大黒将志が反応してシュート。一度はGK児玉剛が防いだが、そのこぼれ球をDF田中マルクス闘莉王に押し込まれた。児玉は「セットプレーは気持ちの部分が大きい」。京都の元日本代表のベテラン2人に、ここぞの集中力、ボールへの執着心で後れを取ったか。

 残り10試合となり、J1昇格プレーオフ出場圏(6位)入りへ黄信号がともる。阪野は「リードしてからの戦い方が難しい。(相手ペースで)もっと簡単にクリアしたり長いボールを蹴ったりしても良かった」と分析した上で「チーム全体で勝つための戦いを追求し、徹底しないといけない」。正念場だろう。

流れ引き寄せる力足りず
 木山隆之(たかし)監督の話 もったいない。失点して取り返し、いい形で前半を終えたが、どうしてかなという感じ。ゲームで相手に行ってしまった流れを、もう一回引き寄せる努力、エネルギーが足りなかった。後半のミスはイージー。相手の重圧はそれほどなかった。しっかりしたプレーをしないとミスは起こる。

モンテ 選手ひと言
 ▽GK児玉剛 2失点すると勝つのは難しい。90分間を通して自分たちのサッカーをもっとやれる。技術やメンタルでレベルアップしないと。

 ▽MF本田拓也 セットプレーの失点は一人一人の甘さ。誰かに任せるんじゃなく自覚を持たないと変わらない。

 ▽MF安西海斗 後半は相手が落ち着いた印象。もっと前から守備に行っても良かった。悪い時間帯は必ずある。それをどれだけ少なくできるか。

U―15日本代表に選出の半田、抱負力強く
 ○…京都戦のハーフタイムには、U―16(16歳以下)アジア選手権の予選にU―15日本代表として出場する、モンテディオ山形ユースのDF半田陸(上山市出身)の壮行式が行われた。日の丸を着けて挑む舞台へ、力強く抱負を語った。

 山形のジュニアユース村山からユースに進んだ半田は「山形の代表として日本の代表として自信を持ってプレーします」と決意を表明。サポーターから「半田」コールを受けると、深々と一礼した。

 同予選は来年10月の本大会出場を懸け、今月20~24日にインドネシアで行われる。2019年のU―17ワールドカップのアジア1次予選も兼ねる。クラブによると、山形ユースからの世代別ワールドカップの予選メンバー入りは半田が初めて。

関連写真

  • 力強く決意を表明するモンテディオ山形ユースのDF半田陸

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