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蔵王坊平(上山)に温浴施設を計画 米沢・置環、20年4月オープンへ

2017年09月12日 14:28
 スキー選手支援に力を入れる上下水道施設管理などの置環(米沢市、桐生正貴社長)が、上山市の蔵王坊平アスリートヴィレッジに選手向けの温泉入浴施設の建設を計画していることが11日、分かった。一般の利用も受け付ける考えで、東京五輪前の2020年4月のオープンを目指す。予定地は蔵王国定公園内で、同日の県環境審議会自然環境部会に諮られ、計画は「妥当」とされた。

 置環によると、建設予定地はトレーニング施設「ZAOたいらぐら」の東隣に位置する。02年まで営業していた旧国民宿舎の跡地で、現在はさら地になっており、市が林野庁から借り受け、大会開催時の駐車場などとして使っている。

 施設は2階建てで延べ床面積1140平方メートル程度を予定している。1階に浴場のほか、選手が練習後のケアに使う温水プールやアイスバスを設置し、2階にはストレッチやマッサージルームなどを設ける。温泉掘削を含め、事業費は約3億5千万円を見込む。

 標高約千メートルに位置するアスリートヴィレッジはクロスカントリーコースや全天候型グラウンド、室内運動場を備える。文部科学省の「ナショナルトレーニングセンター 高地トレーニング強化拠点施設」に指定されており、各種競技のトップ選手や学生などが活用している。

 置環は国内外で活躍するスキー選手6人が所属している。練習で利用する中で温浴施設整備の要望が強いことが分かり、上山市や県などと協議しながら計画を練ってきた。桐生社長は「選手だけでなく、周辺のペンションやスキー場の利用者の増加に貢献できると思う」と話している。県や国に事業認可などを申請し、認められれば来年6月にも着工する考えだ。

 県環境審議会自然環境部会は山形市のあこや会館で開かれた。事務局の県の担当者が計画を説明し、自然環境に与える影響は最小限に抑えられるとの見方を示した。大学教授などの委員からは、東京五輪を見据えて障害者や外国人に対応した施設とするよう求める声や、排水の放流先の生態系に影響を与えないように県の指導を徹底してほしいなどとの意見が出された。

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