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高畠のマツタケ、3年連続豊作? 多雨や寒暖差が好影響、町民の期待大

2017年09月13日 13:48
高畠町の農産物直売店に並び始めたマツタケ=同町・フレッシュマートたねや
高畠町の農産物直売店に並び始めたマツタケ=同町・フレッシュマートたねや
 秋の味覚マツタケが、県内主要産地の高畠町の農産物直売店などに並び始めた。例年より1週間程度早い出足で、8月の多雨や気温の低さなどが影響したとみられ、収穫のピークは20日ごろ~10月上旬と見込まれる。

 予報では今後も生育に合った天候が続くとされ、「近年では記憶にない」と町民が口をそろえる3年連続豊作への期待は高まるばかり。町のにぎわいにもつながるとして、関係者が天候の行方を注視している。

 同町上和田の「フレッシュマートたねや」には1日、収穫時季の早い「土用マツタケ」が今季初めて入荷し、11日には香りと食感に優れた「秋マツタケ」が持ち込まれた。11日に同店を訪れた米沢市の男性(70)は早速購入し、「もう出ているとは思わなかった。秋の訪れを感じる」と笑顔を見せた。

 同店は現在、土用マツタケを中心に1日5~6キロを仕入れており、秋マツタケは5センチほどの「コロ」と呼ばれる出始めのものが多い。例年並みの100グラム4千~7千円程度で販売しており、同店の佐藤守重さん(45)は「食べ応えのある『ツボミ』や『ヒラキ』は20日ごろから本格的に出回るのではないか」と話す。

 マツタケの生育には十分な降水量と寒暖差が不可欠で、最高気温は20度前後が最適という。佐藤さんは「日照時間が少な過ぎても育ちが悪い。1週間に1度雨が降るのが理想的」と話す。町内では11、12日に雨が降り、天気予報によると13日以降は晴れや曇りが続く見込みだ。佐藤さんは「天候が予報通りに推移すれば、豊作の可能性もある」と空に視線を向けた。

 マツタケが採れる山の所有者にも高揚感が広がる。町内の男性(70)は9日、自身が所有する山でマツタケを見つけ、同町の直売所に出荷した。「今季初めて入山したが、まさかその日に収穫できるとは。天気を見極めてまた探しに行きたい」と喜ぶ。

 町では2015、16年と豊作が2年続いた。マツタケも取り扱う同町安久津の「よこやま菓子店」の横山浩さん(72)は「2年続けての豊作も珍しかった。3年連続はあり得るのか」と懸念を抱いている。それでも「入荷量が多ければ求めやすい価格になるだろう。顧客のためにも豊作に期待したい」と強く願った。

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