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東北中央道・福島-米沢間、11月4日に開通 無料区間、約40分に短縮

2017年09月14日 07:25
東北中央自動車道・福島―米沢北間の開通日が11月4日に決まり、工事が大詰めを迎えている(手前は米沢北IC)=米沢市
東北中央自動車道・福島―米沢北間の開通日が11月4日に決まり、工事が大詰めを迎えている(手前は米沢北IC)=米沢市
 国土交通省は13日、東北中央自動車道の福島大笹生インターチェンジ(IC、福島市)―米沢北IC(米沢市)間(延長35.6キロ)を11月4日に開通すると発表した。無料通行区間で、米沢市から福島市までの所要時間は従来の約1時間から約40分に短縮される。本県と関東方面を結ぶ新たな大動脈で、冬期間の安全通行に加え観光交流、産業振興が期待される。

 福島大笹生―米沢北間は暫定2車線の開通となり、幅員は片側3.5メートル。1998年度に日本道路公団が事業着手し、2003年度に事業を引き継いだ同省が整備を進めてきた。総事業費は1883億円。

 道路トンネルとしては東北一の長さとなる栗子トンネル(8972メートル)などにより、急勾配や急カーブを回避した構造で、安全性の確保や所要時間の短縮を実現する。現在は舗装工事、防護柵や標識の設置など詰めの作業が行われている。この区間の開通により、本県の高速道路供用率は60%から66%に向上する。

 開通に向け、整備効果を生かすための準備も進められてきた。県は高速道路へのアクセス強化を図るため、追加ICとなる米沢中央ICと、接続する県道を整備している。米沢市などは、18年春のオープンを目指して米沢中央IC近くに「道の駅米沢」を建設している。地元製品の販路拡大や企業立地、交流人口の増加などが期待される。

 地元・米沢市からは喜びの声が上がった。中川勝市長は「全国の地域と高速道路で接続されることは企業の進出、物流量の増加などに加えて、観光客の誘致など、経済の活性化が見込まれる。開通がもたらす効果を市の発展につなげられるよう全力で取り組む」、吉野徹米沢商工会議所会頭は「人やモノの流れが大きく変わる開通を、新しい米沢を指向する千載一遇のチャンスと捉える」とそれぞれコメントした。

 東北中央道では、大石田村山―尾花沢間も本年度中の開通を予定し、18年度には南陽高畠―山形上山間と東根―東根北間が開通見込みとなっている。着実に整備が図られ、未事業化区間は金山―金山北間を残すのみとなった。

待望の県南側玄関口
 吉村美栄子知事の話 今回の開通区間は、県民を挙げて待ち望んでいた本県南側の玄関口で、物流の効率化や観光交流の促進など「やまがた創生」の実現につながると期待している。県として米沢中央ICと、ICアクセス道路の整備を進め、来春にオープンを予定する「道の駅米沢」の整備に取り組む。

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