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村山市、新保育園開園に遅れ 異議受け事業者変更

2017年09月14日 09:50
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 村山市が来年4月に予定していた新保育園の開園が、年度途中の9月にずれ込むことが13日、分かった。楯岡地域にあるしろはと、新町の両保育園を統合し、同市楯岡五日町に民設民営で開設する計画だが、今年3月に決まった整備事業実施候補者を同7月に急きょ変更したため、開園が大幅に遅れる事態となった。

 新保育園整備は、しろはと、新町の両保育園の老朽化対策や多様化する保育ニーズに応えることなどが狙い。市によると、事業者の選定は公募型プロポーザル方式で行い、市内と県外のそれぞれ1業者から応募があった。応募業者のヒアリングなどを経て3月22日に選定委員会を開き、▽幼児教育・保育の理念及び方針▽地域への愛着と貢献の実績▽施設整備―などの審査項目で委員5人が採点した。この際、県外の業者の得点が若干上回っていたが、両者の得点が僅差だったことから「まちづくりのためにも地元業者に」(市子育て支援課)と判断し、翌23日に市内の業者に決めた。

 その後、県外の業者から、得点が上回っていたのに選考から漏れるのはおかしいといった異議申し立てがあった。市が再度検証したところ、募集要項に「最高得点者を事業実施候補者とする」と明記していたことから、両業者との協議などを経て7月6日に事業者を変更した。同課は、「選考委員会の結果を踏まえ、市が総合的に判断する」との認識があったが、募集要項に明記していなかったことが今回の事態を招いた原因としている。市内の業者は、準備にかかった費用を市に請求しており、現在、両者で協議中だという。

 しろはと、新町の両保育園の保護者には先月と今月の2回にわたり説明会を開き、開園が遅れることを報告し理解を求めたが、数人から「年度途中の入園で、子どもが慣れるか心配」などの意見があったという。来年4月から新保育園開園の9月までは県外の業者に保育業務を委託し、両施設での保育を継続する予定になっている。同課は「保護者や市内の業者に迷惑を掛けてしまった。誠意を持って対応したい」とし、4月から両保育園合同の催しを計画するなど、スムーズな移行に努めるとしている。

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