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食べて考えて「循環型社会」 酒田・みなと研究会、カキ小屋オープン

2017年09月21日 12:07
NPO法人みなと研究会が開いた「かき小屋酒田港」=酒田市
NPO法人みなと研究会が開いた「かき小屋酒田港」=酒田市
 酒田市のNPO法人みなと研究会(守屋元志会長)がカキ殻リサイクル事業を広く周知しようと、日本海側では珍しいカキ小屋を市内にオープンさせた。守屋会長は「全国から旬のカキを仕入れる。おいしく食べて循環型社会を考えてほしい」と話している。

 炭火で焼くカキ小屋は太平洋側の三陸地方などで一般的だが、岩ガキ産地の庄内地方では生で食べる習慣のため珍しいという。5、6個の一盛り(約1キロ)1200円、二盛り(約2キロ)2300円などで、4人ほど座れるテーブル10卓を完備した。

 同研究会は岩ガキの殻を粉砕し、土壌改良材にするリサイクル事業を行っている。ごみとして廃棄せず燃焼処理に伴う二酸化炭素(CO2)排出を防ぐとともに、海のミネラルを含んだ肥料にすることで海洋資源の循環になる仕組み。酒田市十里塚の野菜農家や鶴岡市の米農家に提供している。

 17日に開かれた試食会では宮城・松島のカキや改良材を入れた畑でつくったカボチャを出した。「焼くと甘みが増す」「海水の塩気がうまい」などと“海のミルク”をほおばる姿が見られた。市内の会社員三浦豊さん(59)は「焼きガキは初めて。夏しか食べなかったけど一年中楽しめますね」と満足げだった。

 「かき小屋酒田港」は酒田警察署東側で住所は酒田市上安町1丁目5―2。午前10~午後2時、午後4~7時半。火曜定休。予約は0234(25)2820で受け付ける。

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