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パワハラ理由、山形大施設で3人退職 飯豊・センター長「あり得ない」

2017年10月06日 08:29
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 飯豊町萩生のリチウムイオン電池研究開発拠点施設「山形大xEV飯豊研究センター」で今年5月までに、センター長の同大男性教授のパワーハラスメントを理由に、少なくとも3人の職員が退職していたことが5日、同大職員組合などへの取材で分かった。組合は大学側に実態の把握などについて質問書を提出したが、同大はパワハラの有無を含め回答していない。

 同組合関係者によると、退職者はセンター長から人前やメール、文書で屈辱的な言葉を浴びせられた。3人の中にはそうした職場環境にストレスを感じて辞めた職員もいるという。

 同組合が小山清人学長に宛てた質問書では、突然激怒したセンター長がはさみを投げ付けたり、退職により生じる損失を補填(ほてん)するよう高額な寄付を強要したりしたこともあるといい、「深刻なパワハラが常態化していたことは疑いの余地がない」と指摘している。

 元職員の男性は昨年9月に学内の相談窓口に対策を求めたが、その後、急に今年3月末での雇用打ち切りを通告されたという。男性は山形新聞の取材に対し、メールで「能なしのおバカ」と暴言を送られたり無視されたりしたとし、「環境を改善してほしい、という思いで相談したが、大学には対応してもらえなかった」と話した。

 同組合には、ほかにもパワハラを受けたとする複数の訴えが寄せられている。今後について「もう一度事実関係を確認し、何らかの形で(被害)職員の方と話し合う機会を持ちたい。問題があればただしていきたい」としている。

 小山学長は5日の定例記者会見で「ハラスメントのことなので具体的な説明は避けたい」と述べ、詳細を明らかにしなかった。センター長は本紙の取材に応じ、組合の質問書について「(職員の)一方的な話で間違いが多い」とし、はさみを投げ付けたり、寄付を強要したりしたとの訴えに関し「あり得ない。常識の範囲で考えてほしい。はさみは床に落としたことはあるが、人に向かって投げたことはない」と述べた。

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