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全国覇者も、芽吹くドリームキッズ えひめ国体・ボートの鈴木選手ら活躍

2017年10月10日 12:18
「YAMAGATAドリームキッズ」の1~3期生を対象に開かれたスポーツアカデミー。鈴木伶奈選手も2期生として参加した=2012年4月、天童市・県総合運動公園
「YAMAGATAドリームキッズ」の1~3期生を対象に開かれたスポーツアカデミー。鈴木伶奈選手も2期生として参加した=2012年4月、天童市・県総合運動公園
 第72回国民体育大会「2017愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」では、県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」の修了生たちが結果を残した。9日に、ボート少年女子シングルスカルを制した鈴木伶奈選手(酒田光陵高)をはじめ、今国体の県選手団には同事業出身のアスリート6人がエントリーし、鈴木選手を含めて初の全国覇者が誕生した。競技力アップに向けた「種」が芽吹き、そして花が開きはじめた。

県の発掘事業が成果
 鈴木選手は小学2年からバスケットボールを続けていた。小学4年でドリームキッズ2期生となり、6年間にわたり育成プログラムに取り組んだ。中学3年の時、身体能力の高さから「ボートが向いている」と判定された。

 それまでボートになじみはなく、最初は戸惑ったという。その年の11月にU―19(19歳以下)日本代表の合宿に参加した。2人乗りクルーで大学生の後ろに乗った際、「背中に風を感じるのが新鮮。面白そう」と魅力を感じ、県内ボート強豪校である酒田光陵高の門をたたいた。

 才能は一気に開花し、1年半で全国の頂点に登り詰めた。同校の斉藤功一監督は「才能があるだけに、ようやく結果を残してくれたと安堵(あんど)している」と心境を語り、鈴木選手は「今はボートを選んだのがいい決断だったと思っている」と話す。

 2009年度に始まったドリームキッズは世界で活躍するアスリート育成を目指している。鈴木選手の視線も既に世界に向き、8~9月には日本ボート協会の事業でオランダでの強化合宿に参加するなど、着実に飛躍を遂げている。

 今国体ではほかにカヌースプリント少年男子カヤックフォア200メートルを制した谷地高の戸田風優人選手、ライフル射撃少年女子ビームピストルで5位入賞した佐藤琳選手(東京・稲付中、山形市出身)、陸上少年男子A400メートル障害8位の永井桂大選手(米沢中央高)らが結果を残した。

 岩田正巳県競技スポーツ推進室長は「今大会で主要大会の全国チャンピオンがようやく出てくれた。今後も活躍が続いてほしい」とエールを送った。

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