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心一つ、女子・米沢中央制す 全日本高校バレー県代表決定戦

2017年10月23日 14:00
 バレーボールの全日本高校選手権の県代表決定戦は最終日の22日、山形市総合スポーツセンターで男女の決勝を行い、男子は山形中央が3年連続17回目の栄冠をつかみ、女子は米沢中央が2年連続8回目の頂点に立った。

 男子の山中央は山形城北と対戦し、セッター佐藤瑠惟、エース小野田泰平らを中心にした多彩な攻撃で主導権を握った。2年生スパイカー福井俊輔のバックアタックなどで第1、第2セットを連取。第3セットはミスなどで先行されたが、センター菊地響のブロックや連続スパイクで盛り返し、城北を3―0のストレートで下した。

 女子の米中央は山形城北と一進一退の攻防を演じた。佐藤あかね、北村風音、菊地奈緒らのサイド攻撃を中心に第1セットを奪ったが、第2セットは城北のエース三沢由夢の強打や速攻でセットを失った。第3セットを取って迎えた第4セットは終盤までシーソーゲームとなったが、粘り強い守備で持ちこたえ、3―1で勝利した。

 全日本高校選手権は来年1月4日に東京体育館で開幕する。

〈女子決勝・米沢中央―山形城北〉第1セット、米中央の佐藤あかね(左)がスパイクを決め、21―15とする=山形市総合スポーツセンター
〈女子決勝・米沢中央―山形城北〉第1セット、米中央の佐藤あかね(左)がスパイクを決め、21―15とする=山形市総合スポーツセンター
【ハイライト】苦しい展開でも粘り強く
 優勝にリーチをかけた第4セット。米沢中央は相手の勢いに2―8でリードを許す苦しい展開に陥った。タイムアウトを取った石田和也監督から戦術面の指示はなく、選手同士の話し合いに時間を使わせた。主将の佐藤あかねが「まずはやることをやろう。攻めよう」と声を張り、浮足立った気持ちが一つになった。

 落ち着きを取り戻すと、レフト菊地奈緒の連続スパイクなどで接戦に持ち込み、11―11としてからは激しいラリーの応酬に。エースとしてチームを鼓舞し続けた佐藤は「試合に出ていない仲間の分も」との気持ちを右腕に込め、何度も強打をたたき込んだ。

 2年連続の頂点に「苦しかった」と息を吐いた石田監督は、「気持ちが守りに入っていた。最後は自分たちの力で決めてほしかった」と第4セットで取ったタイムアウトの意図を語った。そして「苦しい中で諦めずによく粘った」と、思いに応えた選手をたたえた。

〈男子決勝・山形中央―山形城北〉第1セット、山中央の福井俊輔がバックアタックを決め、25―18でセットを奪う
〈男子決勝・山形中央―山形城北〉第1セット、山中央の福井俊輔がバックアタックを決め、25―18でセットを奪う
【ヒーロー】男子・山形中央が3連覇―2年生が攻めをけん引
 3連覇を達成した山形中央は、機動力を生かした多彩な攻撃が光った。その攻めをけん引したのは2年生スパイカーの福井俊輔だ。大会前に痛めた腰の影響で本調子ではなかったものの、第1セット奪取を決めるバックアタックを放つなどポイントゲッターとして躍動した。

 武田宏典監督は「彼の機動力がうちの軸」と評し、福井は「試合中に腰の痛みはなく、無我夢中だった」と振り返った。高い身体能力を生かしたスパイクを何度もたたき込み、第1セットに続き第2セットを奪取するアタックも決め、勝負どころで輝いた。全国の舞台に向け「一戦一戦をしっかりと戦い、ベスト16を目指す」と語った。

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