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i―bayから初の起業家巣立つ 長井・地元の竹田さん、住宅型施設開設

2017年11月11日 12:56
「介護という仕事の魅力を発信できる会社にしたい」と語る竹田香織さん=長井市台町・竹田けあほーむ
「介護という仕事の魅力を発信できる会社にしたい」と語る竹田香織さん=長井市台町・竹田けあほーむ
 創業支援のインキュベーション施設「長井i―bay(あいべい)」から初めて起業家が巣立った。長井市台町の竹田香織さん(40)。11月1日に自宅隣に住宅型有料老人ホームを開設、24時間巡回介護サービスも始めた。「介護で地域を笑顔にしたい」と意欲を見せている。

 「長井i―bay」は昨年10月、長井市のTASビルにオープンした。起業を目指す人を応援し、地域経済の活性化につなげようと、置賜地域地場産業振興センターが開設。創業予定者などに低価格で事務スペースを提供している。

 竹田さんは長井市で生まれ育った。歯科衛生士を経て、介護福祉士、ケアマネジャーの資格を取得、地元の居宅介護支援事業所で働いた。今年3月に退職、翌4月、i―bayに入居、開業の準備を進めてきた。「個室ではなかったが、コピーやファクス、ロッカー、机などがそろって月4千円だった。スタッフの研修で会議室も使わせてもらい本当にありがたかった」

 事業内容は、住宅型有料老人ホームの運営と24時間巡回介護が大きな柱だ。老人ホームは2階建て新築で、6~8畳の11室。全て個室で温水洗面台が付いている。部屋代、食費(3食分)、管理代込みで月11万9千円から。静かで眺めが良く、西山などの景色も楽しめる。

 24時間巡回介護は、住み慣れた地域で安心して暮らしてほしいと始めた。利用者宅に緊急通報用の機材を配備、ボタンを押すと通話でき、スタッフが駆け付ける。ペンダント式の携帯用ボタンもあり、例えばトイレで失敗した時でも異常を知らせることができる。

 「あいべい」は「行こう」という意味の方言「あいべ」から命名。インキュベーションは「卵などがふ化する」「ふ化器」の意味で、施設内に拠点を置く起業家はいるが、竹田さんは「ふ化器」から巣立った初のケースとなった。「24時間訪問介護の仕組みはこれまで長井市になく、必要と感じていた。覚悟を持って立ち上げた会社。ぜひ安心して利用してほしい」と話した。問い合わせは竹田さん090(5180)3861。

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