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「バリアフリー観光」南陽でぜひ デンマーク私立学校の関係者視察

2017年11月14日 09:18
加藤健一さん(左)の案内でフライチェアを見学する一行(中央の3人)=南陽市・南陽スカイパーク
加藤健一さん(左)の案内でフライチェアを見学する一行(中央の3人)=南陽市・南陽スカイパーク
 障害者や高齢者に優しい観光地づくりに取り組む山形バリアフリー観光ツアーセンター(南陽市)は来年4月、デンマークの私立学校の修学旅行生を同市に招く。障害のある学生も訪れるため、行政や観光業関係者と連携して受け入れ、バリアフリーが進んだ観光地として同市を国内外に発信する。

 修学旅行で訪れるのは「エグモント ホイスコーレン」の学生、教員合わせて35人ほど。欧州に広がる成人教育機関の一つで、全寮制の校内に暮らす約200人のうち半数が障害者だという。障害の有無に関わらず登山や球技などの体験型授業を受講でき、健常者の学生がヘルパーとして仲間を支えている。同センター代表理事の加藤健一さん(36)=同市椚塚=が今年7月、静岡県で開かれた同校のサマーキャンプに参加した縁で、修学旅行の誘致が実現した。

 13日には同校の日本人教員ら関係者3人が同市を訪れ、熊野大社やワイナリーなどを視察した。南陽スカイパークではパラグライダーのタンデム飛行専用車いす「フライチェア」に試乗し、市内でパラグライダースクールを開く金井誠さん(54)から説明を受けた。同校教員の深沢理恵子さん(41)は「脳性まひでも空を飛べると知って驚いた。障害のある学生にぜひ体験させたい」と声を弾ませた。14日は市役所を訪問する。

 修学旅行の一行は赤湯温泉街に宿泊する予定で、パラグライダー飛行やそば打ち体験のほか、市民との交流を計画している。2020年の東京五輪での訪日外国人増加を見据える加藤さんは「市民に外国人や障害者と触れ合ってもらう好機」と言葉に力を込め、「バリアフリー推進とインバウンド(海外からの旅行)拡大を同時に進めたい」と意気込んだ。

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