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県内陸部の国道で落下物が増加 国交省事務所「点検をしっかり」

2017年11月14日 10:35
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 本県内陸部の主な国道で本年度、落下物が昨年度を約4割上回るペースで確認されている。10月下旬には山形市や尾花沢市の国道で、撤去作業のため数時間通行止めになった。同月には岡山県の中国自動車道で、落下物のタイヤに乗り上げた軽乗用車の親子が路肩に避難していた際、後続車にはねられ死亡する事故も起きた。国土交通省山形河川国道事務所は「落下物が多くの人に影響を及ぼすこともある。積み荷や車の点検をしっかりしてほしい」と呼び掛けている。

 同事務所が管轄する内陸部の▽13号▽47号▽48号▽112号▽113号―など総延長約400キロで、上半期(4~9月)に見つかった落下物は1678個(昨年度同期比464個増)だった。内訳は、鉄板やトタンなどの「金属類」が295個と最多で、角材といった「木材類」が288個、空き缶などの「ゴミ類」が229個と続く。

 県内では先月、落下物による交通障害が相次いで発生した。山形市漆山の国道13号で25日夜、トラックの積み荷から一斗缶が落ち、中のペンキが長さ30メートルにわたり流出した。処理のため現場の南進車線は約1時間40分、通行止めになった。尾花沢市尾花沢の国道13号では30日未明、看板とみられる木材が散乱し、撤去作業に約1時間を要した。

 酒田河川国道事務所が管轄する庄内地方の各路線(総延長約180キロ)では、本年度上半期に115個(前年同期比1減)の落下物があった。内陸より数は少ないが、9月にはトラックの燃料漏れに伴う清掃作業で、日本海東北自動車道鶴岡西―あつみ温泉間の上り線が約2時間にわたって通行止めになった。車両からこぼれたとみられる燃料は月山第一トンネルから山形自動車道、国道7号を経て日東道矢引パーキングエリアまで約40キロにわたって確認された。

 山形河川国道事務所は2日かけて管轄道路を昼夜パトロールし、落下物がないか目を光らせている。防止対策として▽コンテナの扉や車のハッチをしっかり閉める▽荷台のシートや積み荷のひもに緩みがないか確認する―などを挙げる。

 ドライバーが落下物を発見した際は、安全な場所に車を止め道路緊急ダイヤル「♯9910」で通報するよう呼び掛けている。県内では昨年度199件、本年度(4~9月)は137件の通報が寄せられた。担当者は「落下物に乗り上げてのパンク、オイル漏れによるスリップなど二次被害を防ぐため、早めに通報してほしい」と話している。

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