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南極観測隊の高村さんが村山市長と懇談 憧れの地に高まる期待、山岳ガイド経験生かす

2017年11月15日 11:15
「山岳ガイドの経験を生かしたい」と抱負を語る高村真司さん=村山市役所
「山岳ガイドの経験を生かしたい」と抱負を語る高村真司さん=村山市役所
 第59次南極地域観測隊(隊長・土井浩一郎国立極地研究所准教授、73人)の隊員に選ばれた同研究所の高村真司さん(57)=村山市河島乙=が14日、村山市役所を訪れ、志布隆夫市長と懇談した。日本山岳ガイド協会東北マウンテンガイドネットワーク代表を務めるなど年間250日は山に入っているといい、「山岳ガイドで培った経験を生かしたい」と抱負を語った。

 同隊は今月27日に空路で出発、オーストラリア・フリーマントル港から南極観測船しらせに乗り、昭和基地に向かう。12月21日に到着予定。来年2月下旬まで活動し、3月下旬に帰国する。高村さんは隊員の一般公募に応募し、書類審査や面接などを経て今年7月、隊員候補として同研究所南極観測センター隊員室所属となった。現地では野外観測支援隊員として、装備管理や野外活動する隊員の安全確保を主な任務とする。

 懇談では、隊員を目指したきっかけについて「東日本大震災被災地の宮城県南三陸町で支援活動をする中で、山岳ガイドの役割の多様性に気付いた。自分の技術や経験を他の分野でも生かしたいとの思いが芽生えた」と説明した。ガイド仲間で同センター設営業務担当マネージャーの樋口和生さんからの誘いにも背中を押されたという。

 東京出身の高村さんは親の仕事の関係で小学2年時に東根市に移り住み、日大山形高では山岳部所属。山の魅力に取りつかれ、山岳部が有名な愛知学院大(愛知県日進市)に進学した。国立登山研修所(富山県立山町)講師などを務めている。

 「登山と出合って40年以上。『第三の極地』といわれるヒマラヤなど未開エリアでの活動経験もあり、極地・南極に対する憧れは強かった」と高村さん。出発を前に、不安より期待の方が大きいという。「隊員が研究に没頭できるような安全な環境をつくりたい。合間にいろんな景色を見たり、ボツンヌーテン(標高1486メートル)に登るのも楽しみ」と目を輝かせた。

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