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頼りの流雪溝、まだ使えない 尾花沢・周知不十分、通水は来月から

2017年11月21日 11:45
投入された雪で一部の流雪溝があふれた状態になった=尾花沢市
投入された雪で一部の流雪溝があふれた状態になった=尾花沢市
 19日から20日にかけての寒波の影響で県内は雪となった。尾花沢市では積雪深が45センチ(20日午前8時時点)と大雪に見舞われ、一部の流雪溝が雪であふれる事態になった。流雪溝に水が流れ始めるのは12月からだが、市民への周知が十分でなく、11月の思わぬドカ雪の捨て場に困った市民が誤って投入したようだ。市は防災無線で流雪溝を使わないよう呼び掛けるなど対応に追われた。

 市では、新鶴子ダムで行われる冬季事前放流の水を市内の流雪溝に活用している。事前放流は、市と国、土地改良区などの取り決めで、例年12月1日から翌年3月31日まで。しかし、この通水期間を知らない市民も多く、20日に積もった雪を流雪溝に捨てた市民から「雪が流れない」などの問い合わせが市に相次いだ。

 市建設課によると「これまでも11月の積雪はあったが、流雪溝を使うほど降ったのは記憶にない」と話す。流雪溝に雪がたまった状態で通水すると水があふれる危険性がある。市は20日午前から、防災無線や広報車で流雪溝の使用自粛を呼び掛けた。ただ、今週末にも降雪の予報があることから、同課は「水の融通ができないか早急に検討する」としている。

思わぬ大雪の片付けに追われる市民=20日午前10時11分、尾花沢市上町1丁目
思わぬ大雪の片付けに追われる市民=20日午前10時11分、尾花沢市上町1丁目
 20日の市中心部では流雪溝に雪を捨てる市民が多く見られ、市横町第2区長の塩原成一さん(68)は「どうなっているんだという問い合わせを私も何件か受けた。周知方法に改善の余地があるのではないか」と話した。市は今月の市報で流雪溝の使用期間を紹介していたが、目にした市民は少なかったようだ。

山形、初の氷点下-県北積雪30~45センチ
 20日の県内は冬型の気圧配置となり、曇りで雪や雨の降った所があった。山形では最低気温が氷点下0.1度と、今シーズン初の氷点下となった。また、前日からの降雪で最上や北村山地方では30~45センチほどの降雪量を観測した。

 山形地方気象台によると各地の最低気温は大井沢(西川)氷点下2.3度、尾花沢同0.8度、米沢同0.6度、新庄同0.4度、酒田2.1度などで、22観測地点のうち4地点で今シーズン最低を記録した。各地とも平年より1~4度ほど低く、11月下旬から12月下旬並みの寒さだった。

 20日正午現在の主な地点の降雪量は肘折(大蔵)45センチ、大井沢34センチ、尾花沢30センチ、新庄と小国13センチなど。21日も冬型の気圧配置で初め雪や雨が降り、雷を伴う所がある。その後、次第に高気圧に覆われるため昼ごろから曇る見込み。

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