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歴史的建物を次世代へ、まちの魅力に 芸工大のシンポ

2017年12月10日 11:50
歴史的建造物の保存と活用をテーマに佐藤孝弘市長と志村直愛教授が対談したシンポジウム=山形市中央公民館
歴史的建造物の保存と活用をテーマに佐藤孝弘市長と志村直愛教授が対談したシンポジウム=山形市中央公民館
 「山形市の歴史的建造物の保存と活用」をテーマにした東北芸術工科大(同市)のシンポジウムが9日、市中央公民館で開かれた。佐藤孝弘市長と建築史が専門の志村直愛同大教授がパネルトークを行い、建物の歴史的価値を再認識することが、まちの魅力づくりにつながることを確認した。

 志村教授はスライドを使い国指定重要文化財「元木の石鳥居」や旧済生館(山形市郷土館)などを紹介した。さまざまな時代の建物が重層的に並んでいることを示し、「全国的に見ても山形には素晴らしい建物がある」と強調した。

 一方、県内には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された地区が1件もないことを指摘。「地元住民には気づきにくい面もある。伝統的な町並みを探す必要がある」と述べた。今後のまちづくりについては「山形市は江戸時代の都市構造を残しながら発展してきた。うまく利用すれば昔の良さを継承できるのではないか」との見解を示した。

 両者とも歴史的建造物をあらためて評価、価値付けし、市民の理解を深めることが重要との認識で一致した。佐藤市長は「価値を見せていかないと次の世代にはつながらない。歴史的な建物があって当たり前という意識を切り替えないといけない」と述べた。

 文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に採択されている芸工大の「人口減少期の芸術・デザインによる地域の新価値創造事業」の一環で開催し、約100人が聴講した。

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