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酒田の「白ばら」30日再々スタート 市民が支え、飲食店として

2017年12月11日 12:04
今月30日に飲食店として再々スタートする「ナイトスポット白ばら」=酒田市
今月30日に飲食店として再々スタートする「ナイトスポット白ばら」=酒田市
 終わりも始まりも“約束の日”は12月30日―。2015年末で閉店した酒田市のグランドキャバレー「ナイトスポット白ばら」が、30日に飲食店として再々スタートする。懸案だった消防設備の更新などが完了。開店日は15年の閉店日に合わせた。地元有志の会「Save the 白ばら」代表の佐藤仁さん(54)は「2年かかったが、ようやくたすきを受け取ることができた」と感慨深げだ。

 白ばらが入る建物は1969(昭和44)年建設の鉄筋コンクリート3階建て。「Save―」が16年春、レンタルスペースとして再出発させた。しかし今年、全面的な消防設備の更新の必要性を指摘され、2月から貸し出しを自粛した。

 消防法の基準を最小限の費用でクリアするためにレンタルスペースではなく飲食店として復活することを模索し、資金調達のためのクラウドファンディング(CF)を4~6月に実施。結果は目標の350万円を超える392万円で、CF以外を合わせると最終的に460万円が集まった。佐藤さんは「言葉にできないくらいの感謝の思いだった」。夏以降、避難誘導灯や火災報知機などを設置し、洋式トイレを男女一つずつ導入。痛んでいた床の一部も張り替えた。

 11月には各種助成の受け皿として、白ばらの運営や維持管理を行う合同会社「白ばら友社」が佐藤さんを代表社員に設立された。

 30日は午後8時にオープンする。31日にはイベント「大感謝望年会(ぼうねんかい)」を企画。1月から春までは水・金・土曜の週3回、午後8時に開店し、貸し切りでの使用も可能。春以降は曜日ごとにテーマを設けて「大人の文化の拠点」にしたい考えだ。

 「直すべき箇所はたくさんある。アップライトピアノやドラムセットも設置したいが…」と佐藤さん。「CFはゴールではない。不安材料ばかりだが、皆さんに支えられてきた白ばらの空間を多くの人に味わってほしい」と話している。

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