県内ニュース

年度内に「水道ビジョン」策定 県が検討会

2017年12月12日 10:45
PR
 人口減少や管路の老朽化が進む中、将来を見据えた水道事業の健全な運営に向け、県は「県水道ビジョン」を策定する。事業の広域化や適正な料金設定、災害に強く、衛生管理の行き届いた水道事業を維持するための施策や方向性を盛り込む予定。県は11日、策定検討会を開いた。今後は県民からの意見も募集し、本年度内の策定を目指す。

 県内の水道事業は、給水人口がピーク時の1998年度から8%減少し、年間給水量は最も多かった97年度から17%減、水道事業に携わる職員数も10年前から20%減少した。水需要が減ると事業規模が縮小し、施設の更新や災害への備えに支障が出ることが懸念されている。こうした状況は全国的にも同じで、厚生労働省は2013年に50年後、100年後を見据えた「新水道ビジョン」を示し、各都道府県にも策定するよう要請。これを受け、県では策定検討会を設置した。

 将来的には水道料金を徴収する水の使用量は庄内地域で最も減少し、最上、置賜、村山の各地域の順で少なくなる。施設の統廃合や適正配置が必要で、経営基盤を安定させ、水道事業の質を維持するためにも、県は事業体の広域化をビジョンに盛り込み、推進したいとしている。

 現在、県内では県の企業局が運営する広域水道事業と、各市町村が運営する水道事業があるが、県は庄内、最上、村山、置賜の各地域内で連携を図り、広域化を進めたい考えで、策定検討会では、こうした県の方針が了承された。

 ただ、本県では地理的な課題や地域間での料金・サービス水準の格差があり、実現に向けて課題も多い。県はビジョンの素案を作成し、来年2月に策定検討会を再度開き、県民の意見も踏まえて、本県水道事業の将来像を示すとしている。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から