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3代目「鍋太郎」で日本一奪還めざす 山形・2代目が今秋引退

2017年12月13日 09:39
今秋で役割を終えた「2代目鍋太郎」。来秋の「日本一の芋煮会フェスティバル」で3代目が披露される=9月8日、山形市・馬見ケ崎川河川敷
今秋で役割を終えた「2代目鍋太郎」。来秋の「日本一の芋煮会フェスティバル」で3代目が披露される=9月8日、山形市・馬見ケ崎川河川敷
 山形市の秋を代表するイベント「日本一の芋煮会フェスティバル」。四半世紀にわたり大役を務めてきた直径6メートルの大鍋「鍋太郎」が今秋でその役目を終え、3代目にバトンタッチすることになった。

 1988(昭和63)年製造の初代に続き、92年に2代目を引き継いだ。深さは1.65メートルあり、芋煮約3万食を提供できる。日本一の称号は現在、岐阜県高山市の直径6.1メートルの鍋に奪われている。今秋、実行委員長を務めた高橋竜彦さん(41)は「大鍋は山形鋳物、食材は地元産を使い、多くのボランティアに支えられている点で唯一無二のイベント」と力を込め、地域活性化に貢献してきた自負をのぞかせた。

 一方、3代目「鍋太郎」の製作費用は全体で4440万円を見込み、一部をガバメントクラウドファンディング(GCF)で資金調達することに決め、業務委託先に「山形サポート」を選定。目標金額を2700万円に設定し、10月末に募集を始めた。「オール山形」でプロジェクトを成功に導くため、企業約200社に協賛金を呼び掛けているほか、小中学校でアルミ缶のプルタブ回収に取り組んでもらうなど、共感の輪を広げようと懸命だ。

 新たな大鍋の直径は王座奪還に向け、6.2メートル以上で設計する。来年4月に市西部工業団地で製造に入り、第30回の節目となる来秋のフェスティバルで披露される。

 山形商工会議所青年部が中心となり、地域活性化と地場産業振興を願い、89年に始めたフェスティバル。市民、県民の思いが新たな大鍋として結実すれば、「日本一」の意味合いも深みを増すはずだ。馬見ケ崎川河川敷が大勢の行楽客でにぎわい、大鍋が活躍する日が待ち遠しい。

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