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滞在短く、財布のひも固く 山形市・中心街利用調査

2018年01月19日 11:46
中心市街地の利用アンケートで消費額の傾向などが明らかになった=山形市七日町のほっとなる広場
中心市街地の利用アンケートで消費額の傾向などが明らかになった=山形市七日町のほっとなる広場
 山形市中心市街地活性化戦略本部(本部長・佐藤孝弘市長)は中心市街地の利用に関するアンケート結果をまとめた。それによると、買い物のために1人で自家用車を利用して訪れる傾向が強く、滞在時間は1、2時間ほど。消費額は3千円以内と財布のひもはきつめだった。同本部の担当者は「街中を歩き、長時間過ごせる空間として新たな特性を与えることが今後の鍵になる」と分析している。

 アンケートは(1)市民3035人(2)中心市街地を訪れた人1千人(3)大学生423人を対象に実施し、▽頻度▽滞在時間▽使用金額―を共通項目として質問した。頻度は「月1回」と「週1回」で半数近くに及んだ。滞在時間はいずれも「1~2時間」が約3~4割を占めてトップ。使用金額は3者とも「千~3千円」が3割超で最も多かった。

 (1)(2)には▽交通手段▽立ち寄り先の数▽同行人数―を尋ね、交通手段は「自家用車」、立ち寄り先は「2カ所」、人数は「1人」がそれぞれ最も多かった。同本部の担当者は、回遊性の低さや滞在時間の短さから消費額は低い傾向にあると分析し、「調査では多くの人が百貨店での買い物を目的としているが、購買ニーズに対する消費額がアンバランスで、低調な売り上げにつながっている」と推測する。

 (1)~(3)に中心市街地に必要と考える施設を質問したところ、最多の百貨店・専門店に次いで、飲食店やカフェ、公園などが上位に挙がった。同本部の担当者は「飲食やカフェ、公園などは時間消費の要望を象徴している。消費傾向の変化にマッチしたテナント誘致を戦略的に実施していく必要がある」と総括している。

 調査は現状とグランドデザインの策定に向けて、市民意識を把握するため昨秋に行われた。(1)は40代以上の回答率が約8割と高く、(2)は女性が約7割を占めた。(3)は市内の3大学の学生が回答した。

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