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交通安全、リアルに学ぶ 県が来月、全国初の最新機器導入

2018年01月21日 14:05
県が導入する最新の交通安全危険予測シミュレーターと同型の機械で行われた歩行者体験(県提供)
県が導入する最新の交通安全危険予測シミュレーターと同型の機械で行われた歩行者体験(県提供)
 県は全国に先駆け、最新の交通安全危険予測シミュレーターを導入する。日本交通安全教育普及協会(東京都)が開発し、従来の画面を見ながらの体験だけでなく、仮想現実(VR)装置も使用可能。歩行者と運転者の双方の視点でリアルな体験ができる機械で、運転者としての体験もできるタイプの導入は本県が初めて。最新機器の活用で、県は高齢者の事故防止につなげたいとしている。

 シミュレーターは、カメラが捉えた人の動きをコンピューターが読み取る「モーションキャプチャー」の技術を活用。装置の前で足踏みをして、腕を振ると画面の中の風景などが動き、歩行者から見える映像を映し出すことができる。背景や朝、昼、夜などの時間帯、雨や雪といった天候も変えることも可能だ。大型トラックの内輪差に巻き込まれる事故の危険性を体験するメニューもある。

 体験者の身長などに合わせて景色や視野を設定することもでき、専用のゴーグル型の装置を頭部に装着すれば、VRによるリアルな疑似歩行ができる。ハンドルとペダルの装置を接続すれば、運転者モードの体験も可能で、この場合もVRに対応している。運転する状況も夜間や雨天などを設定できる。

 歩行者、運転者のいずれのモードでも車が急に出てくるなど、実際の道路で起こりうる危険な状況を再現。交通ルールを守り、危険予測をしながら歩き、運転することの重要性について、身をもって確認してもらう。県が本年度の当初予算437万円で購入した。シミュレーターは来月6日、県庁1階ロビーで交通安全団体の関係者や来庁者の前でデビューを飾り、その後、県内各地域を回る。

 「一つの機械で歩行者と運転者の体験ができ、リアルな映像でさまざまな状況を再現できる」と県くらし安心課の担当者。ただ、VR機能などは「リアルすぎて、お年寄りには立ったままの歩行体験は負担も大きいかもしれない」と話す。椅子に腰を掛けた状態でも、歩行者の体験はできるという。

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