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越後(日大山形)3位、初の表彰台 全国高校スキー

2018年02月07日 14:24
 第67回全国高校スキー大会は第3日の6日、岐阜県高山市の飛騨ほおのき平スキー場などで3種目が行われた。県勢はアルペン女子大回転で越後英美華(日大山形)が2本の合計タイム2分22秒60で3位に入った。

 他にアルペン女子大回転では1年生の宮沢莉央(同)が合計タイム2分23秒43で6位入賞、雲野チェルシー(同)は2分23秒46で7位入賞となった。距離は女子5キロクラシカルを行い、本間夏奈(北村山)の12位が最上位だった。複合は高田真亜稀(九里学園)の24位が最高だった。

 第4日の7日はアルペン男子回転、距離男子10キロクラシカルが行われる。

〈アルペン女子大回転〉2分22秒60のタイムで3位に入った越後英美華(日大山形)=岐阜県高山市・飛騨ほおのき平スキー場
〈アルペン女子大回転〉2分22秒60のタイムで3位に入った越後英美華(日大山形)=岐阜県高山市・飛騨ほおのき平スキー場
【ヒロイン】2本きっちり決めてつかんだ
 アルペン女子大回転で入賞三つという強さを見せた強豪校にあって、越後英美華(日大山形)は安定感が際立った。大きなミスなく、きっちり決めた2本の滑りからは好調ぶりがうかがえる。初の表彰台をつかみ「うれしい半分、びっくりしている」と素直に語った。

 1本目は14番スタートから、3位につけた。今季の課題は2本目の弱さ。1月の県大会では2本ともまとめて快勝し、克服の兆しが見えていたが、全国の舞台は「やはり別物」。「順位を意識せず、自分を見失わないように」と言い聞かせた。

 「攻めるところは攻める」とめりはりを心掛けた2本目。旗門設定は振り幅が大きくなったが、ターンは乱れることなく勢いを保った。コースの下見で確認していた最後の斜面変化も無難にクリアし、上位に食らい付いた。庄司優監督は「これまでは精神面の弱さが出ていたが、(今回は)悪くない」と評価した。

〈アルペン女子大回転〉1年生ながら6位に食い込んだ宮沢莉央(日大山形)
〈アルペン女子大回転〉1年生ながら6位に食い込んだ宮沢莉央(日大山形)
 入賞は視野に入れながらも、思った以上の結果に「いい流れになった」。意識するのは得意とする回転だ。1年時には8位に食い込んでおり、2年間の上積みがある。「気合が入る。優勝を狙う」。静かに闘志を燃やした。

1年・宮沢(日大山形)が6位
 アルペン女子大回転の宮沢莉央(日大山形)は、1年生での入賞にも笑顔はなかった。同学年の選手が優勝したことを挙げ「離されてはいけない」。高みを目指すプライドをのぞかせた。

 昨年、本県で開かれた全国中学校大会で回転を制した。練習環境の良さ、先輩たちの活躍などに好印象を持ち、長野県の中学校から日大に進学した。「一番すごい選手に」。大きな目標を掲げ、各種大会で実力の高さを示している。

〈アルペン女子大回転〉7位に入り、全国高校スキー大会で初入賞を果たした雲野チェルシー(日大山形)
〈アルペン女子大回転〉7位に入り、全国高校スキー大会で初入賞を果たした雲野チェルシー(日大山形)
 身長169センチの体を生かしたダイナミックな滑りが持ち味で、この日は「気持ちにとらわれず」と無心を貫いた。2本目で順位を二つ上げたものの、「斜面の変わり目で攻めきれなかった」と満足はしていない様子。言葉の端々には向上心をにじませる。「1日空くので、スタートの時に不安がないようにしたい」。中学時代に全国を極めた回転で再び力を試す。

雲野日大山形7位「二重丸」
 ○…アルペン女子大回転で7位の雲野チェルシー(日大山形)。得意とする硬いバーンで力を発揮し、78番目という遅いスタート順から入賞をつかんだ。

 「チャンスはあまりない」と踏んでいた1本目で記録が伸び、11位の好位置につけた。2本目の旗門は左右の振り幅が大きく、雪面は堅いままだった。自身が最も得意とするコース条件に「いくしかない」と力が入った。体を前に落とし込んで攻め、入賞圏内に食い込んだ。

 1年時の国体で3位に入った実力者も最終学年。外交官という夢を追い掛け、大学進学後は競技を離れることにしている。出場できる大会も限られてくる中、全国高校大会での入賞を手にし、「(レース内容は)二重丸です」と喜びを表現した。

距離県勢入賞に届かず
 ○…女子5キロクラシカルが行われた距離で、県勢は第2日に続き入賞できなかった。前日の5キロフリーでも県勢最高の12位だった本間夏奈(北村山)は「入賞に届かなくて悔しい」と涙をぬぐった。

 スタート時点の雪温は氷点下4度、湿度は73%。雪質は徐々に湿り、ワックス選択が難しいコンディションとなった。「ワックスが甘く、アップの時よりも坂が登りにくかった」としながらも、「体がよく動いたので最後まで諦めずに滑った」。全国高校大会では思うような結果が出せなかったものの、今後も全国高校選抜大会、国体と主要大会は続く。「次は絶対に入賞したい。気持ちを切り替えたい」と語った。

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