県内ニュース

ゲルとゴムで、柔らか~いロボット 海洋調査想定のクラゲ型、山形大が試作

2018年02月23日 10:09
山形大が試作したクラゲ型の柔らかいロボット=山形市・同大小白川キャンパス
山形大が試作したクラゲ型の柔らかいロボット=山形市・同大小白川キャンパス
 山形大は、高機能のゲル状物質やゴムで構成したロボットの試作品を製作し、22日の定例会見で発表した。柔らかさ、感触などを追求した従来のロボットのイメージを一新する研究の成果で、海洋調査に用いることを想定したクラゲ型などを考案した。3月2日に都内でシンポジウムを開き、成果や可能性を紹介する。

 山形大は「ソフトマターロボティクス」という概念を打ち立て、軽さや柔らかさ、温かさを備えたロボットを生み出し、人との親和性を高める研究に努めている。ソフトマターはゲルやゴムなどの柔らかい材料を意味する。取り組みは2016年度に科学技術振興機構(JST)の「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム」に採択され、県内の高等教育機関や企業と連携している。

 学術研究院(大学院理工学研究科担当)の古川英光教授、吉田一也研究支援者、工学部機械システム工学科4年の滝島勇希さんが説明した。クラゲ型のロボットは四つ目の試作品で、収縮運動を起こす装置を組み込ませている。寒天やゼラチンなどを含んだゲルを素材にすることで、仮に海洋調査中に回収できなくなっても、環境に優しい利点がある。柔らかいため海中の生物を傷つけない特徴もある。

 このほかミニ四駆型、キャラクター型などユニークな試作品を製作している。都内で行うシンポジウムでこれらを紹介する予定で、古川教授は「親しみを持ってもらえるロボットの方向性を日本から世界に提案したい」と話した。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から