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山形市消防団、「不参加費」も徴収 「裏金」問題・慣例、返金はせず

2018年02月25日 11:01
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 山形市消防団(渡辺茂治団長)が幹部研修の支出を改ざんし、差額を「裏金」にしていた問題で、研修に参加していない人からも「不参加費」を恒常的に徴収していたことが24日、関係者への取材で分かった。団は余った現金があるのに赤字で決算し、不参加者への返金などは行われていないという。市消防本部は「ずさんで、不適切だ」と指摘している。

 同本部などによると、昨年11月の研修では、参加した正副分団長21人から2万円、副団長、方面隊長ら9人からは1万円をそれぞれ集めた。さらに、全21分団から負担金各1万円を徴収し、参加しない人からも1万円ずつ集めていた。

 参加しなかったのは正副分団長計20人で、不参加費は計20万円に上る。研修や懇親に加わっていない不参加者は負担だけを強いられている形になる。徴収は慣例になっているという。

 不参加費を取る理由を渡辺団長は「赤字を出さないよう、計画がまとまるより先に負担金を決めているため」だと説明した。是非については「飲み食いする分は自分で出すのが本来だ。対応を考える」と述べた。黒田重孝消防長は「研修は公務。不参加は欠席とするべきで、徴収は好ましくない」として見直しを求めている。

 同本部によると、昨年の団幹部研修では9万円超が余ったのに赤字に改ざんされた。2016、17年度の残金計約22万円が現金で同本部に残っている。渡辺団長は事業や懇親などに使う団幹部の積立金を補うために残していたとしている。

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