県内ニュース山形ジェイアール、解散へ 本年度末、月内に株主総会
2018年03月10日 07:26
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山形新幹線整備を目的に県、JR東日本、企業などが出資して1988(昭和63)年に設立した「山形ジェイアール直行特急保有」に関し、県は9日の県議会総務常任委員会で、山形新幹線の線路などをJRに貸与するリース契約が終了することなどから、同社が本年度末で解散することを明らかにした。同社は資本金102億円で、県の出資割合は45.1%。金融機関から396億円を調達して福島―山形間の線路拡幅といった施設整備、車両保有の役割を担い、JRに貸し付けるなどしてきた。リース契約期間は本年度末まで。 県総合交通政策課によると、今月中に開く株主総会で解散を決定。JRが鉄道施設を買い取った際の譲渡益を含め、出資割合に応じた清算手続きを来年度に行う見込み。
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