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黒板アートに6年生感激 酒田・西荒瀬小

2018年03月13日 22:10
 酒田市西荒瀬小で13日朝、卒業を控えた6年生14人にサプライズの贈り物があった。慣れ親しんだ教室の黒板を埋めていたのは、東北芸術工科大生が描いたサケや児童らの似顔絵。登校した子どもたちは黒板アートを見て「やばい、夢みたい」「めっちゃリアルだよ」と喜びの感情を爆発させた。
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卒業を控えた6年生のため、東北芸術工科大生4人が巨大なサケと児童の似顔絵などを描いた=酒田市西荒瀬小
卒業を控えた6年生のため、東北芸術工科大生4人が巨大なサケと児童の似顔絵などを描いた=酒田市西荒瀬小
 酒田市西荒瀬小の黒板アートは「あおぞら学年卒業式黒板ジャック計画」と銘打ち、6年生の保護者が企画した。大学生レベルの画力が必要と判断して昨年末に同大に依頼。同大基盤教育研究センターの吉田卓哉准教授と美術科の4年小見七望さん(22)、3年高橋ひかるさん(21)、北沢知佳さん(23)、2年三浦百葉さん(20)が担当した。

 12日の放課後に吉田准教授と学生4人が同小を訪れ、縦1.2メートル、横4メートルほどの黒板を前に作業開始。事前に練習した際の写真や似顔絵を手に白、青、肌色などのチョークを使い分けて大きなサケと、その背中にまたがる児童と教員計16人を描いた。同小ではサケのふ化から放流までを学習しており、児童が将来、サケのように元気に成長して古里に戻ってくることも願って絵柄を決めたという。

 消しゴムやはけを器用に使って色の変化や立体感を演出した。3時間ほどで完成させた学生は「かわいくできたね」「サケが新鮮に見える」と満足そう。春から小学校の教員になる小見さんは「100点満点の会心の出来で練習の時よりうまくいった。子どもたちが喜んでいる様子が目に浮かぶし、忘れられない卒業になればいいな」と話した。

「すごい似てるー!」。黒板を前に笑顔の子どもたち=酒田市西荒瀬小
「すごい似てるー!」。黒板を前に笑顔の子どもたち=酒田市西荒瀬小
 13日朝。登校してきた児童は絵を見るなり、黒板の前に駆け寄って「すごーい!」「これ絶対私だ」と興奮を抑えきれず、笑顔の花が咲いた。吉田准教授と学生からのビデオメッセージが流され、佐藤日華里さん(12)は「全員の似顔絵があってうれしい。すてきな絵を描いてくれてありがとう」と感激した様子。吉村魁璃君(12)も「昨日下校した時は次の日の朝にこんなことになっているとは思わなかった。たくさんの人から祝ってもらえてうれしい」と話していた。

 計画を発案した保護者の金子良さん(45)は「喜んでくれて素直にうれしい。企画して良かった」と安堵(あんど)の表情だった。

 同小の卒業式は17日で、黒板アートは14日に消す予定だという。特別支援学級の移動式黒板にも桜の木が描かれた。

関連写真

  • 「すごい似てるー!」。黒板を前に笑顔の子どもたち=酒田市西荒瀬小
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