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安全・大蔵あっぱれ! 死亡事故ゼロ、伸ばして6000日達成

2018年03月14日 08:24
安孫子敏署長(右)から感謝状を授与される加藤正美会長=大蔵村役場
安孫子敏署長(右)から感謝状を授与される加藤正美会長=大蔵村役場
 大蔵村が交通死亡事故ゼロ6千日(約16年5カ月)を達成し、村や関係団体で組織する村交通安全推進協議会(会長・加藤正美村長)に13日、新庄署(安孫子敏署長)から感謝状が贈られた。記録更新中という意識が住民に浸透しており、村を挙げた安全運動を繰り広げて成し遂げた大記録。関係者が喜びを分かち合った。

 同村内では2001年9月28日、銅山川に軽乗用車ごと転落した男性が亡くなったが、翌29日以降は交通死亡事故が起きておらず、今月3日でゼロ期間6千日となった。県内市町村別のゼロ期間(1月末現在)は、大蔵に次ぐ中山町が約4年1カ月、朝日町と長井市が約3年3カ月、最上町が約2年2カ月などで、大蔵の記録が並外れていることが分かる。

 16年は赤ちゃんが高校生になる期間だ。大蔵村が実現できた理由は何か。免許所有人口の少なさはあるが、それにも増して住民の交通安全意識の高さを関係者は指摘する。

 同協議会が中心となり、重点地区を設けた戸別訪問、夜行反射材や啓発チラシの配布、行政無線を使った注意喚起などで事故や飲酒運転防止を呼び掛ける地道な活動を展開。住民の安全走行やマナー順守の意識が醸成されてきた。昨年の村内の人身事故は1件のみで、長年の取り組みの成果が表れている。

 記録が伸びるのに伴い、住民に責任感のような思いも芽生え、独自に交通安全教室を開催するケースも多いという。村では事故ゼロ4千日達成時に祝賀ふろしき、5千日達成時に反射材付き傘をそれぞれ全戸配布しており、これも村民への記録の周知と更新意欲の向上につながった。

 記念式典が13日、村役場で行われ、関係者約40人が出席。感謝状を贈った安孫子署長が「村民の高い安全意識と、相手を思いやる心の深さが“K点超えの記録”を生んだ。必然の結果だ」とたたえ、加藤会長は「住民、関係団体の努力のたまもので、村にとって大変な名誉だ」とあいさつした。

 最上地区交通安全協会大蔵支部長の柿崎幹雄さんと村交通安全母の会会長の高橋哲子さんが「安全安心に暮らせる村を目指し、啓発活動を続ける」「次は7千日が達成できるように団結していく」と安全宣言を行い、大きな拍手が沸き起こった。

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