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雪解け進む県内、道路の凹凸悩ましい… 県、補修に奔走も追いつかず

2018年03月16日 12:57
雪が解けた道路で見られる凹凸がドライバーを悩ませ、行政は対応に奔走している=山形市
雪が解けた道路で見られる凹凸がドライバーを悩ませ、行政は対応に奔走している=山形市
 気温が上がって雪解けが進み、春の訪れが感じられるようになる中、道路上にできた「穴」やくぼみによる凹凸がドライバーを困らせている。道路の舗装は低温の影響などで傷みやすく、大雪に見舞われた今冬は大きな傷跡を残した形だ。穴や凹凸は予期せぬ事故を招く。管理する行政は安全のため補修に奔走しているが、箇所数の多さに対応が追いつかないケースもある。

     ◇

 県道や国道の一部計3082キロを管理する県。道路保全課によると、冬場は大型車がチェーンを巻いて走行するなど路面に負荷が掛かる上、凍結時はアスファルトの柔軟性が下がるためひび割れなどが起こりやすい。大雪だった今冬は除雪出動も増えたため、舗装に影響した可能性がある。

 2016年度は、路面の凹凸や陥没に関する通報・苦情が約190件あった。応急対応の件数は集計していないが「この数倍はあるだろう」という。本年度はこれを上回るとみている。県は本年度、穴埋めに使用するアスファルト費などとして当初予算に約1300万円を計上。現在は各地でパトロールを行い、応急措置を施している。

 山形市では、14日現在、市道の穴や亀裂が大小2千カ所ほど確認されている。一日に5~10件の苦情や問い合わせが寄せられ、例年4月下旬に開始するパトロールを前倒しして実施中。交通量の多い路線を中心に2月中旬から復旧に当たっているが、作業は追いついていない。市道路維持課は今後、除雪業者約100社にパトロールへの協力を要請して早急な全容把握に努める構えで、「今月中に復旧のめどを付けたい」と力を込める。

 国道13号などを管理する国土交通省山形河川国道事務所も「融雪が進むこの時期は、『穴を埋めてください』との連絡が通常より多くなる」とする。国道は県道や市道に比べ、アスファルトに厚みがあるため除雪や低温の影響は受けにくいが、通報があれば現場確認をした上で応急対応している。

 道路上の穴や凹凸は、タイヤのパンクなどに加え、二輪車の場合は転倒といった危険性も考えられる。県道路保全課は「放置すると事故につながる恐れがある。特に今の時期は、穴埋めに優先的に対応していく」としている。

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