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「終活」の総合拠点、きょうオープン ナイガイ(山形)が事業部一新

2018年03月17日 12:21
リニューアルする「終活設計ナイガイ」に併設するカフェ「SHIKI」=山形市城西町5丁目
リニューアルする「終活設計ナイガイ」に併設するカフェ「SHIKI」=山形市城西町5丁目
 墓石製造、卸などを手掛けるナイガイ(山形市)は同市城西町5丁目のメモリアル事業部「一休さんナイガイ」をリニューアルし、「終活設計ナイガイ」として17日、グランドオープンさせる。終活設計カフェ「SHIKI(シキ)」も併設し、墓石や葬儀だけでなく、人生の幕を閉じる上でのさまざまな相談にも対応する。

 高齢化や核家族化、供養の多様化に伴い、死んだ後についての不安を抱える中高年が増え、葬儀や相続など死後の手続きなどに事前に備える「終活」に関する相談も多くなっているという。こうしたことを背景に、長期にわたって顧客と関わり、悩みの解消に当たろうとリニューアルした。

 「終活カウンセラー」の肩書を持つスタッフ5人が常駐。墓や葬儀、死後の遺品整理、不動産処分、相続問題に加え、生前についても介護、住宅リフォーム、生活支援といった幅広い相談に応じる。思い出旅行の手配、保険の見直し、ペット供養にも対応する。相談無料で本人、家族は問わない。住宅、不動産関連の相談は同じ千歳建設グループの各社も対応する。墓石の総合展示場としての機能は維持している。

 カフェは気軽に訪れ、語り合える場として開設。美術館だった数寄屋造りの平屋(約100平方メートル)を改装した。床に御影石を敷き、カウンター4席、4人テーブル3卓、2人テーブル4卓がある。供養道具の紹介スペースも設けた。

 新野開営業部長は「終活は亡くなる準備でなく、自分や家族が安心するための準備。『コーヒーでも飲みにいくか』と軽い気持ちで来てほしい」と話す。営業時間は午前9時~午後6時。17、18日は正午オープン。電話は023(646)1919。

浜島夏実さんのアイデア「はんこ供養」から生まれた国産石材製のはんこ
浜島夏実さんのアイデア「はんこ供養」から生まれた国産石材製のはんこ
名前と命日を刻む「はんこ供養」展示―芸工大生が提案

 リニューアルオープンに合わせ、故人の名を刻んだ国産石材製はんこも展示する。山形新聞社と東北芸術工科大(山形市)の連携協定企画第1弾として企業の課題解決案を競う「YAMAGATAひらめきコンペティション」でアイデア部門最高賞に選ばれた東北芸工大3年浜島夏実さん(21)が提案した「はんこ供養」が形になった。

 故人の名前と命日を刻み、「はんこ」という形で先祖の存在を後世に引き継ぐ。浜島さんは「自分が今いるのは先祖があってこそ。家族の過去と未来をつなぐ」との思いを込めた。石材内部に遺骨、遺灰を納めるスペースもある。コンペに関わり、協賛企業を募った同大3年の営業班長石山佳樹さん(21)は「実物を見たときは本当にうれしかった。関わった47人と喜んだ」と話した。供養道具紹介スペースに並べ、新たな供養の形を提案する。

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