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業者の人手不足影響で「引っ越し難民」発生? 今週末から予約集中、県内でも

2018年03月20日 13:45
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 トラックの運転手不足などを背景に、今春、異動や進学で引っ越しを予定している人は、転居の希望日時がなかなかかなわない「引っ越し難民」となる可能性が出ている。特に今週末から予約が混雑しそうだ。業界団体の全日本トラック協会(東京)は、転居時期をずらす「分散引っ越し」への協力を呼び掛けている。

 同協会がまとめた混雑予想では「特に混雑」するのは24日~4月8日。官公庁や企業が4月1日付で人事異動を実施するため、例年、引っ越しの依頼が集中しやすいという。「混雑」は今月23日までと4月14、15、21の各日。「やや混雑」は4月9~13、16~20日と予想している。

 県内事情について、県トラック協会の担当者は「県内では異動人数がそれほど多くないため、首都圏のような大混乱は起きないだろう」とする一方、「トラック運転手の不足に加え、引っ越し業者の作業員不足が忙しさに拍車を掛けている」と話す。

 年度替わりは、農産物の運搬は少ないが、商品を入れ替える企業・店舗の荷物運搬の需要が増える繁忙期。これに人事異動や進学期が重なり、運転手、作業員が不足する。無理な作業は事故やトラブルにつながるため、業者側も作業スケジュールを過密にはできない。

 近年は繁忙期を避けて社員の引っ越しを依頼する企業も出てきたが、県内も3月最終週と4月第1週に依頼が集中する見込み。同協会は新聞広告やチラシで業者、消費者に繁忙期を避けた利用を促している。担当者は「希望に添えないケースも考えられる。異動、引っ越し先が決まれば、早めに予約してほしい」と話す。

 引っ越し業者も対策を講じており、サカイ引越センターでは法人顧客に対して、転居時期の分散を要請している。日本通運は3月下旬から4月上旬の間、単身者向けの料金プランで値上げを行う。

 一方、首都圏の大学などへ進学する学生や単身者の引っ越しで利用するケースが多い大型レンタカーの予約も盛況だ。県内に15店舗を構えるトヨタレンタリース山形では、単身の引っ越しで主に使われるバンが約70台、コンテナ付きの2トントラックが16台あるが、4月7、8日までの週末は既に予約がいっぱい。やや小さめのバンや荷台に屋根が付いていないトラックなど車種によっては空きがあるといい、担当者は「車種の相談や空車の確認は早めにお願いしたい」と呼び掛けている。

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