県内ニュース選抜高校野球、きょう23日開幕 日大山形、25日に智弁学園(奈良)と対戦
2018年03月23日 10:09
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健闘を誓う日大山形の荒木準也監督(左)と智弁学園の小坂将商監督=甲子園球場
本県の日大山形は大会第3日の25日、2回戦で智弁学園(奈良)と対戦する。日大の荒木準也監督と智弁の小坂将商監督に22日、抱負などを聞いた。 ■両チーム監督に聞く ―相手チームの印象は。 荒木 優勝経験がある有名校。今年のチームの詳しい分析はこれからだが、打線の強化に力を入れていると感じる。 小坂 昨夏の大会に出場し、その舞台を経験した選手も残っている。経験者がいるだけで違う。強いチームだと思うのでしっかりと攻めたい。 ―警戒する選手は。 荒木 当然、全員を警戒しなければならないが、昨秋の段階で挙げれば1番(左向澪)、2番(坂下翔馬)に気を付けたい。 小坂 3番の斎藤(史弥)君。打線の軸となるバッターだと見ている。 ―チームで鍵を握る選手は。 荒木 ピッチャーを中心に取れるアウトを確実に取ることを重視しており、調子を見て先発を試合前日までに決める。継投になるのではないかと思う。マウンドに上がった投手にはしっかりと自分の球を投げてほしい。 小坂 昨年の選抜を経験した4番の岡野(龍太)がどれだけ機能するかだ。先発を経験した選手は岡野だけ。力を出し切ってほしい。 ―理想とする試合展開は。 荒木 まずは点を取るよりも取られないことを重視する。そう簡単に三振を取らせてくれる打線ではない。四死球を出さないことも重要だ。 小坂 余計なミスをしないように気を付け、接戦に持ち込みたい。無駄なプレーに付け込まれ、打たれるのが一番雰囲気が悪くなる。 ―初戦への意気込みを。 荒木 甲子園の雰囲気を一人一人が自分のものにするような形に持っていきたい。山形で屋外練習がほとんどできなかった分、(大阪入り後に)やれることを全てやってきた。初戦にベストを尽くす。 小坂 残り3日間、しっかりと調整する。余計なけがをしないように気を付けたい。
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