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「山形セルリー」GIに追加登録 県内4件目、技術と品質評価

2018年04月10日 07:57
GI登録された山形セルリー。栽培技術の高さなどが認められた=昨年11月、山形市南石関
GI登録された山形セルリー。栽培技術の高さなどが認められた=昨年11月、山形市南石関
 農林水産省は9日、地域の農林水産物・食品のブランドを保護する地理的表示(GI)保護制度の対象に、山形市産セロリ「山形セルリー」を追加登録したと発表した。栽培技術や品質の高さなどが認められた。地域の知的財産として高付加価値化や販路拡大が期待される。11日に農水省で登録証授与式が行われる。

 山形セルリーはブランド化を進めるJA山形市(大山敏弘組合長)が県の協力を得て登録申請し、昨年12月25日に公示された。今年3月26日まで農水省が意見を受け付け、学識経験者委員会の審査を経て登録が決まった。

 栽培は50年ほど前に始まり、生産者が自家採種して優良株を選抜してきた。ハウスを利用した独自の栽培方法を構築し、全国的にも珍しい春と秋の年2回出荷を行っている。現在は同JAの野菜園芸専門委員会セルリー部の約20人が生産を担い、新規就農希望者の受け入れも積極的に行っている。

 農水省によると、こうした取り組みに加え、青臭さやえぐみが少ない独特の風味が市場から高い評価を得ていることが登録につながった。大山組合長は「登録をきっかけに農業所得向上と地域農業の活性化に向けて全力で取り組んでいく」と喜びを語った。

 同委員会の会田和夫セルリー部長(69)は「長年にわたる栽培の継続性と技術の高さが国から認められ、大きな励みになる」と話した。2020年までに栽培面積を現在の5ヘクタールから10ヘクタール、出荷量は284トンから500トンにそれぞれ拡大することを目標にしており、GI登録による知名度向上や競争力強化に期待を寄せる。

 本県関係のGI登録は「米沢牛」「東根さくらんぼ」、県産清酒「山形」に続いて4件目となる。

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