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災害対応の強靱化貢献でヤマコンが県内初認証

2018年04月12日 14:01
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 コンクリート圧送業のヤマコン(山形市、佐藤隆彦社長)が、「国土強靱(きょうじん)化貢献団体認証」(レジリエンス認証)を受けた。大規模災害に備えた事業継続(企業活動の維持や早期復旧)の取り組みを積極的に行っている企業・団体に与えられるもので、県内では初の認証。同社によるとコンクリート関連業界では全国初という。

 レジリエンス認証制度は自治体や企業、学校、病院の災害に備えた事業継続の取り組みを広め、社会全体の強靭化を進めることが狙いで、国が策定したガイドラインに基づき、2016年度にスタート。レジリエンスジャパン推進協議会が審査している。同社は3月に認証を受けた。

 レジリエンスは心理学用語で「回復力」「耐久力」などの意味。▽事業継続方針の策定▽事業継続のための分析・検討▽一定レベルの事業継続計画(BCP)の策定―など九つの要件を審査する。17年度までに115企業・団体が認証を受けている。

 同社は東日本大震災で仙台市の営業所と石巻市の関連会社が被災した。社屋と重機3台が津波で浸水し、1台が流され、復旧まで半年を要した。こうした経験を教訓に14年からBCPの策定に着手し、17年度第3回の審査を通過した。

 認証審査の中核となるのがBCPで、同社は山形市で大規模地震が発生し、本社が倒壊、社長とも連絡が取れない―という最悪の状況を想定。本社機能を県外の支店に移し業務を再開、30日以内に通常業務に戻すまでの対応を記している。普段の教育・訓練も重視され、同社は社内会議を利用し年数回、災害対応のシミュレーションを実施、各部門の課題を把握し社内で共有している。近くYCC情報システム(山形市)が開発した「安否確認サービス ぶじっ」を導入することを決めている。

 同社はBCP策定・運用のメリットを▽緊急時の対応力が鍛えられる▽経営管理が再確認できる▽防災関連の融資や保険の優遇を受けられる▽取引先や社外からの信用が高まる―としている。

 佐藤社長は「従業員、取引先、地域、関係する全ての人の幸せの追求が企業の使命で、そのためには何があっても会社をつぶすわけにはいかない。BCPに取り組むことで、大災害が起きても早期に復旧し事業を継続できる体制ができた」と語った。

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