県内ニュース

繊維の未来、米沢から 9月にコンテスト、新製品・機能性など競う

2018年04月17日 12:02
今年9月29日に「未来せんいアワード」を開催する方針が示された実行委員会=米沢市・アクティー米沢
今年9月29日に「未来せんいアワード」を開催する方針が示された実行委員会=米沢市・アクティー米沢
 米沢市は、大手化学メーカー帝人(大阪市)の米沢での創業100周年を記念し、米沢織に代表される「繊維業の町」の歴史と技術力をアピールするため、「未来せんいアワード」を9月29日に開催する。繊維業者が新たな生地や製品で、機能性やデザイン性などを競うコンテストで、実行委員会が16日、発足した。関係者は「新たな繊維の可能性を米沢から発信したい」と抱負を語った。

 米沢は帝人の創業者の一人で、米沢高等工業学校(現山形大工学部)の教授だった秦逸三(1880~1944年)が日本で初めて化学繊維の「レーヨン」を開発した「未来繊維」発祥の地となっている。コンテストを機に100年先を見据えた新たな繊維の在り方を考える。

 新たな生地とは、絹やウールなどの天然素材やポリエステルなどの化学繊維を使ったもののほか、両素材を組み合わせたり、編み方、折り方を工夫したりし、質感や仕上がりに変化を持たせるなど多様なアイデアが想定される。帝人の吉岡伸之調査役は「組み合わせは無限にある」と話す。

 第1回実行委員会は米沢市のアクティー米沢で開かれ、中川勝市長、実行委員長の近藤哲夫米沢繊維協議会長が「100年後の米沢織を視野に入れたい」とあいさつした。コンテストでは小学生を対象にした未来のファッション絵画コンクールも開催する。詳細は5月上旬までに固め、募集を始める方針だ。

 今年は米沢藩9代藩主上杉鷹山の入部250周年の前年に当たり、重臣・直江兼続の400回忌など数多くの節目の年であることから、市は「上杉メモリアルフェスタ」(仮称)と題し、各種記念事業を計画している。「せんいアワード」もこの記念事業の一つに位置付ける。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

GW特別号、25日配信!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から