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人生経験をフォークに乗せて 柴田さん(金山)が還暦CD制作

2018年04月24日 17:35
人生経験を基に自作のフォークソングを歌う柴田敬さん=金山町・マルコの蔵
人生経験を基に自作のフォークソングを歌う柴田敬さん=金山町・マルコの蔵
 金山町金山の無職柴田敬さん(61)が、自作のフォークソングで積極的な演奏活動を行っている。オリジナル曲のCDを制作し、今月末には全国の愛好家が集う東京のイベントに出演予定と、活動の幅を広げている。「これまでの人生経験を基に、聴く人の力になる曲を歌いたい」と意欲的だ。

 最上町出身の柴田さんは中学時代、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を聞き、フォークに目覚める。曲を作り始め、高校卒業後は地元の仲間とサークルを結成し、公民館などで歌を披露していた。しかし約10年でサークルは解散し、金山町へ転居。システムエンジニアとして国内外に単身赴任し、音楽からすっかり離れていた。

 熱が再燃したのは、川崎市で働いていた50代半ば、友人が経営する群馬県高崎市のフォーク酒場を訪ねたのがきっかけだった。仕事帰りの客たちが歌う姿に刺激を受け、約30年ぶりにギターを手にする。「最初は指が動かず苦労した」が、演奏する快感がよみがえり、東京の店に毎週通うようになった。2年前に定年退職し金山町に戻ってからも、新庄市のバーや地元のイベントで歌い続けている。

 自作の歌は20曲で、その一つ「イルミネーション」は20代後半のものだ。東京での体験を基に、揺れ動く若い心情を、ついては消える街の明かりに重ね合わせた。「いそぎはじめた人波、ふりむきもせずに」「あとずさる自分だけがとりのこされてゆく」―。人前で演奏したところ好評で、還暦記念CDとして自主制作し、販売している。

 今月29日には、フォーク酒場の名店「落陽」(東京・新橋)で選抜された30組が演奏する音楽イベントに出演する。約250人が入る会場での本番を前に、柴田さんは「お客さんとコミュニケーションをとりながら演奏するライブ感が最高。これからも歌い続けたい」と笑顔で語った。

 CDは500円で、金山町の「マルコの蔵」で取り扱っている。問い合わせは同蔵0233(32)1212。

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