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山形銀は純利益42億7400万円、減収減益 預金、貸出金は過去最高

2018年05月12日 09:35
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 山形銀行(山形市)は11日、2018年3月期通期決算を発表した。山形銀行の単体の純利益は国債など債券売却益の減少などにより前期比16.8%減の42億7400万円。一般企業の売上高に相当する経常収益は8.9%減の361億4600万円。経常利益は12.2%減の63億6700万円で、減収減益となった。預金残高と貸出金残高はともに過去最高を更新し、第18次長期計画の目標(18年3月末で計4兆円)を達成した。

 連結の経常収益は7.4%減の424億8800万円。経常利益は11.7%減の71億3800万円、純利益は8.9%減の49億8800万円。1株当たりの年配当(昨年5株を1株に併合)は前期と同水準の35円を継続する予定。

 本業のもうけを示す単体の実質業務純益は資金利益が増える一方、その他業務利益が減ったことなどから21.8%減の52億7700万円だった。実質業務純益から債券関係損益などを差し引いたコア業務純益は0.6%増の57億8600万円となった。与信関係費用は不良債権処理額の減少により4億1900万円減の12億9300万円。

 期末の預金残高(譲渡性を含む)は、個人が引き続き順調に推移し昨年3月末より248億2700万円増の2兆3272億700万円。貸出金残高は530億4900万円増の1兆7355億2900万円で、個人向けと中小企業向けが増加した一方、大企業向けが減った。

 単体の自己資本比率は速報値で11.19%。貸出金の増加などにより昨年3月末比で0.51ポイントダウンしたが、引き続き高い水準を保っている。金融再生法に基づく不良債権の総額は212億5800万円で25億1900万円増えた。不良債権比率は0.11ポイント悪化し1.20%。担保や引当金による保全率は82.39%。

 19年3月期の単体の業績は設備投資などの経費の増加や、株式関係などの臨時損益を保守的に見込み、経常利益51億円、純利益34億円とし、前期を下回るとみている。

取締役に鈴木氏新任
 山形銀行の役員人事は、取締役に鈴木武浩人事総務部長を新任する。

 長谷川吉茂頭取、三浦新一郎、石川芳宏両専務、永井悟、長沼清弘、勝木伸哉の各常務、取締役の土門義浩、小屋寛、三沢好孝、佐藤英司、井上弓子(社外)の各氏を重任する。取締役監査等委員は任期満了を迎える柿崎正樹、中山真一(社外)、浜田敏(同)、五味康昌(同)、尾原儀助(同)の各氏を重任する。役員人事は来月22日の株主総会、その後の取締役会で正式に決まる。

 鈴木 武浩氏(すずき・たけひろ)早稲田大商学部卒。1987(昭和62)年入行。仙台支店仙台営業第2部長、金池支店長などを経て2016年4月から現職。55歳。山形市出身。

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