県内ニュース源流から河口へ、探検リレースタート 最上川200キロを歩く・第1週
2018年05月12日 22:18
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最上川源流域から元気にスタート=米沢市
[ ![]() 第1週は米沢市六郷小(白田慶和校長)の4~6年生19人が担当。同市の直江石堤上流部にある赤崩橋近くで総合出発式を行い、主催者代表の寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)が「米沢が源流の最上川は、酒田の河口まで県内全域を流れており、最上川に関する歴史や文化を知ることは、山形県をよく知ることにつながる。住んでいる地域が最上川とどのようなつながりがあるのか学んでほしい」とあいさつした。 国土交通省山形河川国道事務所の和田賢哉所長が「最上川の大切さを知り、どう残していくか考えるきっかけにして」、白田校長は「トップバッターの役割を果たし、次の学校にしっかりとバトンを渡そう」とそれぞれ激励した。 参加児童が名前やメッセージを書き次週に引き継ぐビッグフラッグの授与も行われ、本間和夫山形放送社長が、いずれも6年の坂野雅姫さん(11)と野沢尚子さん(11)に手渡した。児童代表で6年大木菜生さん(11)が「六郷町の近くには最上川とつながっている鬼面川がある。19人が力を合わせ、みんなで楽しく学びたい」と決意表明した。 引き続き和田所長、白田校長、大木さん、寒河江社長、本間社長がテープカット。出発した子どもたちは直江石堤を見学後、水質検査や土のう作りなどに挑戦し、元気に歩を進めた。 今年で16年目の事業。国交省、県教育委員会、市町村教委などの協力を得て毎週土曜日に繰り広げる。 関連写真
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