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山形大体育会、2年ぶりV サッカー天皇杯・県代表決定戦

2018年05月14日 08:59
〈山形大体育会サッカー部-FCパラフレンチ米沢〉前半44分、山形大体育会のFW高田兼吾(右)が左足で先制点を挙げる=山形市球技場
〈山形大体育会サッカー部-FCパラフレンチ米沢〉前半44分、山形大体育会のFW高田兼吾(右)が左足で先制点を挙げる=山形市球技場
 サッカーの第98回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、山形新聞社など、NHK共催)の県代表決定戦を兼ねた第22回県総合選手権は13日、山形市球技場で決勝が行われ、山形大体育会サッカー部が前回覇者のFCパラフレンチ米沢を3―1で下し、2年ぶり6度目の優勝を果たした。山形大体育会は本県代表として、27日に茨城県立カシマサッカースタジアムで同県代表の流通経大ドラゴンズ龍ケ崎と対戦する。

 山形大体育会は前半44分、中央をドリブル突破したMF小林拓人のパスをFW高田兼吾が決めて先制。後半25分には、途中交代のMF赤坂拓美がPKを獲得し、2―0とした。この2分後、パラフレンチはMF桑原淳志がゴール前の混戦からこぼれ球を押し込んで1点を返したが、山形大体育会は同43分、CKから高田がヘディングシュートを決めて突き放し、勝利を手にした。

 【評】山形大体育会は長身FW高田を起点とした攻撃で勝利した。山形大は高田を経由したサイド攻撃を主体に相手ゴールに迫った。終盤は疲労で運動量が落ちたが、粘り強い守備で1失点にしのいだ。パラフレンチは後半から出場のMF桑原が高い技術で好機を演出したが及ばなかった。

長身FWにボール集中、作戦徹底
 山形大体育会サッカー部は、193センチのFW高田兼吾を起点とした攻撃で前回覇者に勝負を挑んだ。監督も務める佐々木廉主将は「相手との差はない。勝因は、シンプルに兼吾にボールを集める戦い方を貫けたこと」。信頼するエースが2得点の活躍でチームを2年ぶりの県代表の座に導いた。

 長身の高田が前線のポスト役を果たすことで攻撃を活性化させた。前半44分、ゴール前に切り込んだMF小林拓人が高田にパス。高田はそれまで徹底マークを仕掛けてきたDFが小林につられた瞬間を見逃さず、冷静に左足でゴールに流し込んだ。

 後半25分にはPKで2点差に。勝利に近づいたが、サッカーで最も怖いとされる「2―0」のスコアが逆に山形大に重圧となってのし掛かった。直後に1点を返され、さらに足をつらせる選手が続出する中で佐々木主将は「ここまで走らされるとは想定していなかった。相手の『うまさ』が怖かった」。高田は「同点にされたら負ける」。そう思った。

 時間を掛けて逃げ切るのか、それとも追加点を狙って勝ち切るのか。山形大体育会が選んだのは後者だった。後半43分、CKのボールが向かった先はもちろん、高田だ。高い打点からのヘディングでこれを仕留め、エースの意地を見せた。

 J2・横浜Cに敗れた2年前の天皇杯1回戦を経験したメンバーが7人残る。今回、初戦で対戦するのは自分たちと同じ大学生だ。高田は「少ないチャンスをものにして勝つ」と力を込めた。

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