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茂吉記念館、50周年祝う 上山で全国大会、短歌賞など表彰も

2018年05月14日 09:50
吉村美栄子知事から賞状を受け取る大辻隆弘さん(右)=上山市・三友エンジニア体育文化センター
吉村美栄子知事から賞状を受け取る大辻隆弘さん(右)=上山市・三友エンジニア体育文化センター
 第44回斎藤茂吉記念全国大会が13日、上山市の三友エンジニア体育文化センターで開かれた。今年は斎藤茂吉記念館開館50周年の節目を祝う行事として行われ、後世の歌人の表彰や講演などを通じ、茂吉の業績を再認識した。

 各種表彰を行い、歌集「景徳鎮(けいとくちん)」(砂子屋書房)で第29回斎藤茂吉短歌文学賞を受賞した、歌人で高校教諭の大辻隆弘さん(57)=三重県=に吉村美栄子知事から賞状などが贈られた。「景徳鎮」は写実という近代短歌百年の最も基本的な表現法を生かし、時代と風景、風景と暮らしの融合を揺るぎない世界として提示。「今後の短歌の一つの根拠となる領域を再発見させた」と高く評価された。

 受賞あいさつで大辻さんは「初めて買った歌集は『斎藤茂吉歌集』で、大学院時代に毎夜、収められている歌を2回ずつ声に出して読んだことが私の歌の原点」と振り返り、「茂吉の名の付いた賞を頂いたことは大きく私を励ましてくれた。これからも賞に恥じぬよう自分の生活を言葉につむいでいく」と感謝の言葉を述べた。

 引き続き全国の小中高生を対象にした第15回斎藤茂吉ジュニア短歌コンクールの最優秀賞受賞者の表彰があった。「これからの短歌、記念館・文学館」をテーマにしたシンポジウムでは、歌人の大島史洋さんが基調提言し、大島さんと歌人の雁部貞夫さん、栗木京子さん、東直子さんらによる討議も行われた。

 大会は茂吉が生誕した5月14日に合わせ、県、上山市、同市教育委員会、斎藤茂吉記念館が毎年開催。吉村知事、横戸長兵衛市長、茂吉の孫にあたる斎藤茂一さん=東京都=がそれぞれあいさつに立った。

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