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野党軸、新組織が発足 「フォーラム」、県内勢力受け皿に

2018年05月14日 11:59
(手前右から)近藤洋介前衆院議員と舟山康江参院議員ら約180人が出席したフォーラムの設立集会=山形市・ホテルメトロポリタン山形
(手前右から)近藤洋介前衆院議員と舟山康江参院議員ら約180人が出席したフォーラムの設立集会=山形市・ホテルメトロポリタン山形
 県選挙区の舟山康江参院議員(無所属)ら県内野党関係者を中心に、地方の課題解決に向けた政策立案を目指す超党派の新組織「これからの地方の使命を考えるフォーラム」が13日、発足した。県議や市町村議約120人が既に仮登録し、既存野党に対する支持が低迷する中、事実上、県内野党勢力の受け皿になるとみられる。当面は勉強会などを重ね、将来的に政治団体への移行を視野に入れる。

 共同代表は舟山氏、高木郁朗日本女子大名誉教授、近藤洋介前衆院議員が就き、今後、県議会会派・県政クラブの議員から1人が加わる。規約では党派の枠を超えて大同団結し、県や県内市町村の発展のための「緩やかな行動体」となり、地域の課題解決につなげることを目的に掲げた。略称を「つばさの会」とし、6月に幹事会を開き、今後の活動計画などを決める。

 山形市のホテルメトロポリタン山形で開かれたフォーラムの設立集会には、県議や市町村議70人を含む約180人が県内全域から出席した。経緯説明で舟山氏は「国政は圧倒的に与党が力を持ち、野党は小さくばらばら。国政の状況に翻弄(ほんろう)されているのが地方だ」と指摘し、「保守、革新といったイデオロギーを超え、地方・現場の声の受け皿となり、国に届ける主体をつくる必要がある」と訴えた。

 近藤氏は取材に対し「以前から地域政策の軸となる全県的な集まりをつくるべきだと考え、舟山氏にも提案してきた」と説明。地域政党に移行する可能性については「枠を広げ、どの政党に所属していても入れる団体とするべきだ。政治団体の登録は考えているが、(地域政党は)二重党籍といった問題が出る可能性がある」と否定した。

 設立集会には県議7人が出席した。このうち民進党県連を代表する吉村和武幹事長は「地方議会が担うべき役割を考え、特に政務活動費の在り方を議論する場として期待している」、社民党県連の高橋啓介代表は「地方の課題を前に進めるために非常に良い機会となる。互いに研さんしていきたい」と語った。

 フォーラムでは、北川正恭早稲田大名誉教授が「地方の使命とそれを担う覚悟」と題して講演。戦後政治の流れをたどり「過去を否定してでもやるという覚悟が、このフォーラムに課せられた最大の使命だ。きょうの熱い思いを広めてほしい」と激励した。

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