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うまく育て「バラの女王」 村山市、ダマスクローズ定植

2018年05月14日 14:16
ダマスクローズの苗を植える嶋崎毅さん(手前)と須藤孝三さん=村山市本飯田
ダマスクローズの苗を植える嶋崎毅さん(手前)と須藤孝三さん=村山市本飯田
 香り高く「バラの女王」と称される「ダマスクローズ」の実証栽培が村山市で始まった。市などがバラを生かして地域経済活性化と交流人口拡大を目指す「ローズプロジェクト」の一環で、加工品の原料となるバラを市内で生産するため、栽培方法の確立などを図る。市内の畑で13日、苗の定植作業が行われた。

 ダマスクローズは古くから世界各地で栽培されている品種。花を大量に蒸留して作られるローズウオーターやローズオイルは化粧品、香水などの原料として用いられるほか、花びらはジャムやお茶といった食品にも加工される。特に、バラを国の花とするブルガリアの産品は人気が高い。

 ローズプロジェクトは、2020年東京五輪・パラリンピックで村山市のホストタウン対象国がブルガリアに決まったことを契機に、昨年11月にスタート。バラを使用した菓子などの商品開発案が出ており、市などは市内で栽培したダマスクローズを使った商品づくりなどを通し、地場産業を盛り上げる考えだ。

ダマスクローズの花(嶋崎毅さん提供)
ダマスクローズの花(嶋崎毅さん提供)
 実証栽培用の苗は、ローズプロジェクトのメンバーで、食用ダマスクローズの栽培や加工、販売を手掛ける企業をブルガリアに設立した嶋崎毅さん(56)=埼玉県所沢市=が同国から取り寄せた。村山市内の4カ所に計約900株を植えることが決まっている。

 この日は同市本飯田、農業須藤孝三さん(48)が自宅近くで管理する5アールの畑に、嶋崎さんらが約450株の苗を定植した。早ければ来年には花が咲くという。嶋崎さんは「梅雨の雨、夏の暑さ、積雪の重みにどう対応するかが課題。対策をしっかり講じる」、須藤さんは「きれいな花を咲かせ、産業に結び付けたい」と話した。

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