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荘内銀、経常利益12.7%増 最終減益、資金利益は増加

2018年05月15日 15:12
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 フィデアHDが14日発表した傘下の荘内銀行2018年3月期決算は、単体の純利益が前期比29.9%減の13億7900万円だった。所有する有価証券の利息配当金増加、与信関係費用の減少により経常利益が28億1600万円と12.7%増加した一方、法人税負担が増加したため最終減益になった。有価証券利息配当金増加、預金利息支払いの減少に伴い、資金利益は増加した。

 一般企業の売上高に相当する経常収益は貸出金利息収入や国債など債券売却益の減少により、1.9%減の260億5300万円。本業のもうけを示す実質業務純益は30.1%減の26億200万円となり、債券関係損益を除いたコア業務純益は資金利益が増えたため23.2%増の39億7500万円だった。与信関係費用は不良債権処理額の減少、一般貸倒引当金の戻し入れにより8億5900万円減の11億6200万円となった。

 期末の預金残高(譲渡性を含む)は333億3400万円減の1兆2921億1800万円。個人、法人からの預金は増え顧客基盤拡充は進んだが、公金預金、金融機関預金が減った。貸出金残高は中小企業向け貸出が増えた一方、東京の大企業や地方公共団体向けが減少し、244億5200万円減の9407億4400万円となった。

 自己資本比率は劣後債の期限前償還に伴い、昨年3月比で0.60ポイントダウンの9.38%。金融再生法に基づく不良債権総額は8億5500万円減って239億3500万円だった。不良債権比率は0.02ポイント改善し、2.50%。担保や引当金による保全率は89.13%。

 19年3月期の単体業績は経常利益が15億円、純利益は14億円を見込む。

 フィデアHD連結の経常収益は2.2%減の510億2600万円、経常利益は10.0%増の65億8900万円、純利益は7.4%減の42億8100万円。1株当たりの年配当は6円を継続する予定。同じくフィデアHD傘下の北都銀行(秋田市)の経常収益は3.7%減の230億100万円、経常利益は横ばいの26億5500万円、純利益は12.2%減の18億1500万円だった。

非常勤取締役に福田氏を新任
 荘内銀行の取締役人事は、非常勤取締役に福田恭一フィデアHD社外取締役を新任する。

 土橋和利会長、上野雅史頭取のほか、原田儀一郎副頭取執行役員、富樫秀雄、五十嵐隆志、日野俊孝、松田正彦、宇野寿人の各常務執行役員、石原敏之執行役員、非常勤取締役の西堀利、田尾祐一の両氏、社外の酒井忠久氏を重任。取締役監査等委員は常勤の伊藤博氏、社外の岸三郎兵衛、大場正仁の両氏を重任する。役員人事は来月19日の株主総会、取締役会で正式に決まる。

 フィデアHDの取締役人事では、社外取締役の金井正義氏が退任し、宮内忍宮内公認会計士事務所長を新任。田尾祐一氏ら取締役4人、西堀利氏ら社外取締役5人を重任する。執行役人事では、伊藤新常務執行役が専務執行役に昇格する。

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