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山形空港の手荷物にサクランボ!? ターンテーブルに芸工大生手作りオブジェ

2018年05月18日 10:38
東北芸術工科大の学生たちが一粒ずつ作ったサクランボのオブジェ
東北芸術工科大の学生たちが一粒ずつ作ったサクランボのオブジェ
 旅行者をサクランボがお出迎え―。山形空港(東根市)の手荷物受取所「ターンテーブル」に、東北芸術工科大の学生らが制作したサクランボのオブジェが23日に設置される。自身の荷物を待つ搭乗客に観賞してもらおうと、実物とそっくりな作品に仕上げた。一粒一粒を手作りした学生たちは、「山形といえばサクランボ。新たなおもてなしを提供したい」とお披露目を心待ちにしている。

 ターンテーブルに“ご当地オブジェ”を設置する試みは全国各地の空港でみられ、東北では青森空港で「マグロ」が登場する。同大デザイン工学部企画構想学科の本吉裕之准教授が山形空港の関係者に本県での導入を提案し、今年1月に制作を開始。本吉准教授の指導を受ける学生8人が試行錯誤を重ねた。

 当初はビー玉でサクランボを表現する案もあったが、粒ごとに微妙に形が異なるサクランボのリアリティーを追求するため、樹脂粘土を丸める手法を選んだ。実と軸がつながっているくぼみ部分を綿棒でへこませるなど、きめ細かく作業した。色付けする際は、最初に黄色に染め上げ、その後に赤で上塗りして独特の色合いに仕上げている。

 作った数は500個ほど。これらを販売用の箱やケースに入れ、本物そっくりのサクランボとしてターンテーブルに置く。芸術学部洋画コース3年の竹内美絵さん(20)=群馬県出身=は「情熱を込め、見た人が笑顔になれるように作った」と言い、デザイン工学部企画構想学科3年の開沼明日香さん(20)=仙台市出身=は「山形空港を利用するのはアジアからの観光客も多い。海外の人にサクランボを食べてもらうきっかけになったらうれしい」と話す。

 サクランボにとどまらず、今後は樹氷や芋煮のオブジェを作る計画もあるという。本吉准教授は「観光客を最初にもてなす場所が空港。サプライズによって“やられた”と喜んでもらえるようにしたい」と話している。

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