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作って実感、短歌の魅力 U―39紙上歌会、小島さんが公開授業

2018年06月24日 14:47
歌人小島ゆかりさんが短歌の楽しさを紹介したU-39やましん紙上歌会公開授業・講演会=山形市・山形大小白川キャンパス
歌人小島ゆかりさんが短歌の楽しさを紹介したU-39やましん紙上歌会公開授業・講演会=山形市・山形大小白川キャンパス
 U―39やましん紙上歌会公開授業・講演会が23日、山形市の山形大小白川キャンパスで開かれた。同歌会選者の歌人小島ゆかりさんが「短歌を作る楽しみ、読む楽しみ」をテーマに、言葉の選び方やリズムを整えるポイントを解説。山形大の学生たちが作った短歌の添削例を示しながら、情感や余韻を楽しませる短歌の魅力を伝えた。

 小島さんは、短歌を作る過程で自分の思い出や小さな体験のカケラを見つけることができるとし「私たちはたくさんの言葉を知っているが、年齢や境遇によって思い浮かぶ言葉は全然違う。そこに(あらかじめ題を与えられて読む)題詠の面白さがある」と語った。

 公開授業・講演会に合わせ、学生たちは自由題と「雨」の題で各自が2首を作った。小島さんはこのうち1首を選んで添削例を紹介し「初句に名詞を置きたがるが、そこで(リズムが)切れてしまう」「言いすぎずに情感を残すこと」などとアドバイス。「作者が思う以上に読者は(短歌の意味を)想像し、鑑賞する」と述べ、言葉やリズムを豊かにする推敲(すいこう)の大切さを強調した。

 受講した同大3年佐藤生実(うぶみ)さん(20)は「添削でリズムが良くなった。助詞を変えるだけで印象が変わるのは面白い」。同じく2年菅野紗希さん(19)は「短歌を難しく考えず、気軽に楽しみたい」と話した。

 公開授業・講演会は山形新聞社と山形大が連携協定に基づいて主催。開会式で佐藤秀之山形新聞常務編集局長は「多くの若者が短歌を通じて地域を見詰め、価値を再発見してもらいたい」と開催趣旨を説明した。藤田洋治山形大地域教育文化学部教授は「短歌は視界を広げ、人生を豊かにする」とあいさつした。

 講演内容は後日、文化面で詳報する。

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