県内ニュースうれしいおいしい!メロン給食 庄内の小中学校で振る舞い
2018年07月13日 11:37
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笑顔で地元産のメロンをほおばる児童=酒田市浜中小
庄内砂丘メロンの産地・酒田市浜中地区の浜中小(出嶋幸校長、60人)で12日、地元の農家が丹精込めて育てたメロンが給食で振る舞われた。 子どもたちに地区のメロンを食べてほしいと、生産者で作る「浜中メロン食べさせ隊」(小林弘子代表)がメロン給食と銘打ち、2007年からほぼ隔年で開催して6回目。今回はアンデスメロン60個を提供し、1~3年生には4分の1、4~6年生には半分にカットされたメロンが提供された。 児童はわれ先にとご飯を食べ終え、メロンをがぶり。皮のぎりぎりまでかじり付く姿もあり、笑顔でほおばっていた。家族がメロン農家だという4年相馬ららんさん(10)は「浜中のメロンは他よりも滑らかで甘くておいしい」。小林代表は「今年は6月に雨が少なく天気が良かったので味がいい。子どもたちにおいしいと言ってもらえると励みになる」と話していた。 19日には市内の小中学校全30校の給食で庄内産のメロンが振る舞われる。 ![]()
メロンを味わう児童=鶴岡市湯野浜小
鶴岡市特産のメロンをデザートにした給食が12日、同市内の小中学校計20校で提供され、児童らが旬の味覚を味わった。 このうち湯野浜小(宮島昭子校長、124人)ではオレンジ色の果肉が特徴の「鶴姫レッド」が振る舞われた。JA鶴岡の担当者が同校を訪れ、旬の時季や生産量を説明した。子どもたちは甘い香りが漂うメロンを両手で持ち、豪快にがぶり。あふれる果汁と柔らかい果肉を口いっぱいに味わい、笑顔を見せていた。 5年奥山波音(11)君は「甘くてとってもおいしい。大好きなメロンを給食で食べることができうれしい」と話した。市学校給食センターが毎年行っており、18日まで市内の残り17校でも振る舞われる。
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