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菅根氏初当選、市政の継承を選択 尾花沢市長選を振り返って

2018年07月16日 10:15
初当選を決め、支持者と万歳三唱する菅根光雄氏(中央)=尾花沢市新町中央の選挙事務所
初当選を決め、支持者と万歳三唱する菅根光雄氏(中央)=尾花沢市新町中央の選挙事務所
 15日に投開票が行われた尾花沢市長選は、加藤国洋市政の後継を唱える新人で前市議の菅根光雄氏(67)が、同じく新人で元防衛省職員の結城裕氏(61)を振り切り、当選を果たした。政権の与野党対決の構図となる中、有権者は市政継承を選択した。

 菅根氏は市議23年の実績と議長を経験した安定感を買われ、市政継続を求める市民らの後押しを受けて立候補を決めた。民進党(現国民民主党)県連、共産党県委員会、社民党県連の推薦を得て「おばね(尾花沢)のことはおばねで決める」と主張。連合傘下の労組や経営する学習塾の関係者、さらに舟山康江参院議員や吉村美栄子知事の後援者らが積極的に動いた。「即戦力」との訴えが中心部の本町地区をはじめ全域に浸透。告示日の8日に加藤市長が応援演説したことも、有権者の投票行動に大きく影響し、結城氏を下した。

 結城氏は中央省庁で人事や予算要求に関わった経験を生かし、人口減少が進む古里に恩返しがしたいと出馬を決意した。自民党県連、公明党県本部の支援で知名度不足を徐々に解消し、変化を求める声を取り込んだ。高校まで市内で育っており、地縁、血縁を足掛かりに、母親の出身地の玉野地区や親戚が多い常盤地区、中心部の本町地区上町などで優位に立ったが、知名度不足は解消しきれず、わずかな差で敗れた。

 今回は市を二分した激しい戦いとなった。尾花沢市には人口減少や豪雪対策、地域経済活性化による雇用創出など大きな課題が山積している。新市長にはこれまで以上に市民の一体感を醸成するとともに、先を見据えた行政運営が求められる。(尾花沢支社・沢幸蔵)

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