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体育館利用の業者倒産、連絡つかず 町が譲渡、旧西川西部中

2018年07月20日 10:34
無償譲渡契約を結んだパネル製造会社が倒産状態となり、放置されたままになっている旧西川西部中体育館=西川町水沢
無償譲渡契約を結んだパネル製造会社が倒産状態となり、放置されたままになっている旧西川西部中体育館=西川町水沢
 西川町から無償譲渡された旧西川西部中の体育館を住宅用パネル製造工場として利用していた建材製造業「ケーシーフレーム」(同町、和田薫社長)が事実上の倒産状態となり、施設が3カ月以上にわたって放置されていることが19日、分かった。

 町は敷地も無償で貸与しているが、経営陣と連絡がつかないという。譲渡契約には、工場としての用途が終了した際は同社が建物を解体し返却するとの条項があるが、現状では厳しく、町は対応に苦慮している。

 同体育館は2013年1月、町議会の議決を経て町と同社が無償譲渡契約を結んだ。町などによると、当初、地域での活用希望や一般公募での応募がなければ町が解体する計画だったが、同社から活用の申し出があったため、資産価値や維持費、解体費、雇用・産業振興面などを考慮し、無償譲渡を決めたという。

 東京商工リサーチによると、同社の12年3月期の売上高は5億7700万円、純利益は400万円だったが、規模拡大に伴い次年度からは赤字決算が続き、17年3月期の負債総額は約5億2千万円。昨秋から税の滞納が始まり、今春には社員を解雇。社長とも連絡が取れなくなったという。

 旧体育館内や敷地には一部資材などが残されている上、破産管財人なども決まっていないとみられ、町は「財産の取り扱いなどについて弁護士と相談しているが、まずは、先方からの連絡を待つしかない」としている。

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