県内ニュース奥羽本線と陸羽西線、運転再開めど立たず 線路土台流出や屋根崩壊
2018年08月08日 09:07
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倒木で雪よけの屋根が壊れ、線路に土砂が流れ込んだJR陸羽西線の現場=新庄市(JR東日本山形支店提供)
JR東日本山形支店によると、奥羽本線は新庄市内などで線路下の川の増水で土台が流されるなどした。陸羽西線では、同市内で線路の雪よけの屋根が倒木で壊れ、さらに線路内に土砂が流れ込んでいる箇所が見つかった。奥羽本線は新庄―院内、陸羽西線は新庄―余目でそれぞれ運転を見合わせる。 ほかにJRは7日、山形新幹線(山形―新庄=一部を除く)や陸羽東線(鳴子温泉―新庄)でも終日運転を見合わせ、4路線で106本が運休し、計8980人に影響が出た。8、9の両日は線路点検などのため、山形新幹線が山形―新庄、奥羽本線は村山―新庄、陸羽東線は鳴子温泉―新庄で終日運転を見合わせる。奥羽本線は山形―村山でも一部が運休。代行バスなどが出る予定はない。 一方、東北電力によると、最上地域の430戸で続いていた停電は7日午後2時20分までにすべて復旧。今回の大雨では県内で4897戸が停電した。
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